しろくまBL部

腐女子のBL覚書

God of BL

『いびつなボクらのカタチ(上・下)』(作者:見多ほむろ)

7年付き合った彼氏に、置手紙一つでふられたピアノ教師の佑真(ゆうま)。自暴自棄になり行きずりの男と身体を重ねた翌朝、母親が怪我をしたという報せが入る。慌てて実家に帰ると、そこには見知らぬ男・伊吹(いぶき)が!! 偶然、町で出会った母を気にかけてく…

『生贄のお勤めは、』(作者:博士)

蛍(けい)の暮らす限界集落では10年に一度、生贄を犬神様に差し出す代わりに村は守られ繁栄するという犬神教が信じられていた。村は過疎化が進み、唯一の若者となった蛍は村を守るため生贄として犬神様のもとへ出向くことを決意する。しかし、犬神様は都内某…

『オスワルド』(作者:中川カネ子)

とある南の国、王宮の庭園にはたくさんの動物が暮らしていた。そのカーストトップの黒豹アギフは、ある日、白ライオンの子供ヴァルを育てることになった。ひ弱で、泣き虫、ちびのヴァルは強くてかっこいいアギフの下、アギフ大好きなまま、すくすくと成長し…

『エレベーター・ストラテジー』(作者:春之)

同期入社の高杉渉(たかすぎわたる)と小柳尋(こやなぎじん)は犬猿の仲。ある深夜、エレベーターで2人きりになるやいなや、小柳は高杉を壁に押しつけ、股間と乳首をまさぐり始めた!嫌いな同僚からなんでこんなこと…と抵抗するも、高杉の屹立した股間は瞬く間…

『キミに言えないことがある』(作者:もふもふ枝子)

「 」そのたった3文字が言えなくて…。しっかり者の恭介(きょうすけ)×おっとりした佳純(かすみ)。二人は表向きは幼馴染み。だけど、決して口にしてはいけない胸に秘めた想いがあって…。 後半、怒涛に泣きました。 幼い頃にインプットされた固定観念にとらわ…

『業務上過失ポルノ』(作者:長与エリ子)

出版社で働く吉井(よしい)は、面接で出会ったクセモノ編集・土倉(はぐら)のスーツ姿にうずっときて異動を決め、彼の編集補佐につくことになった。ところが、普段の土倉は無精髭が標準装備のだらしない中年男。へらりと笑って、際どい会話をしかけてきたりす…

『4月の東京は…下』(作者:ハル)

14歳の春に出会い、15歳の夏に離れ離れになった蓮と和真は、10年ぶりに再会した。お互いが初恋の相手にもかかわらず、本当の気持ちを伝えることができないふたりは、思いを隠したままセフレとしての関係を選び、溺れるように時間と体を重ねる。やっとふたり…

『4月の東京は…上』(作者:ハル)

新入社員としてアメリカから東京に戻ってきた和真(かずま)は、会社で中学時代のクラスメイトで、今はトップデザイナーとして活躍している蓮(れん)と再会する。中学3年の夏の突然の別れ以来、10年ぶりの再会だった。親友で初恋の人で、初めての相手、それが…

『宇田川町で待っててよ。』(作者:秀良子)

「どうやらあいつは女の服を着ていると俺に抵抗できない」純粋かつ扇情的な女装男子との恋、渋谷区宇田川町。人通りの多い街中で、同級生・八代(やしろ)の女装姿を目撃してしまった百瀬(ももせ)は、その日から毎日、「あのこ」のことを考えてしまう。一方、…

『俺はニーチャ』(作者:三田六十)

誰かの”お兄ちゃん”じゃなくて、”名前”を呼んでほしいー。6人兄妹の長男で両親は共働き。高2ながら家事と兄妹の面倒をみてきたニーチャ。家族や同級生たちからも”ニーチャ”と呼ばれ、名前で呼ばれることなどほとんどない。そんな時、ひょんなことから知り…

『青とジェント』(作者:秋平しろ)

今日のゴハン代もカツカツな高校生の三浦直己(みうらなおき)。そんな直己の家が更なる経済危機に瀕している時、綾間京一(あやまきょういち)というIT企業社長がテレビに映し出される。それはかつて父の店の立ち退きに関わった男だった。父さんの店を潰して…

『囀る鳥は羽ばたかない8』(作者:ヨネダコウ)

四年ぶりに再会した矢代と百目鬼だが、カタギに戻っているとばかり思っていた百目鬼は、組長である綱川(つなかわ)の信頼を得て、桜一家の構成員になっていた。矢代に従順だった百目鬼は過去に消え、今では桜一家でも一目置かれる存在だ。偶然にも、共に手形…

『home』(作者:中村明日美子)

光と利人、二人が帰るところ。同級生だった二人が結婚して一緒に暮らすまでを収録したオムニバス作品集。 God of BLが帰ってきました。 草壁光と佐条利人が帰ってきました。Welcome homeです!(^^) いや~まさかね、彼らの続きが読めるとは!です。 『blanc…

『佐久間くんと多喜くん、結婚するらしいよ1・2』(作者:七緒)

この2人、こうみえて新婚さん!? 大学時代、童貞同士と発覚してからなぜか「抜き合う」関係になった佐久間(さくま)と多喜(たき)。社会人になった今も変わらず、同じ会社の同僚として働いている。明るくて人気者の佐久間と、大人しいタイプの多喜。一見不思議…

『気まぐれなジャガー4』(作者:ウノハナ)

「おかえり」伝説的バンド・Pegの天才ギタリストとして快進撃を続ける椎名に訪れた「突発性難聴」という試練。さらに、恋人である新との情事にかまけている間、疎かにしていた家族の苦悩も知ることになり…再びの別離を選ぶ椎名と新。「行くな、ギターが弾…

『気まぐれなジャガー3』(作者:ウノハナ)

「いつだって、こいつのギターで生き返る」切なすぎる別離を経て、劣等感や嫉妬すら飲み込む強い愛情と絆で繋がった新と椎名。東京での同棲生活にも慣れた頃、椎名のギターの評判を聞きつけてふたりの前に現れたのは…?大人の男たちの複雑で官能的な恋、物語…

『気まぐれなジャガー2』(作者:ウノハナ)

「お前を忘れられる日なんて、きっと来ない」10数年来の熱々な恋人同士である音楽雑誌編集者の新と天才ギタリスト(現在休業中)の椎名。彼らにはかつて、強く惹かれ合いながらも別離を選んだ過去があった。新18歳、椎名16歳。ずば抜けた才能を心底愛しながら…

『気まぐれなジャガー1』(作者:ウノハナ)

「椎名(しいな)なら俺の隣で寝てるぜ」音楽雑誌の編集者である新(あらた)の元に、3ヶ月ぶりに椎名が帰って来た。天才ギタリストだが、日本の音楽業界からは半ば引退同然の身。しかし本人は一向に気にせず、自由奔放に国内外を行き来し、長い付き合いの恋人…

『好みじゃなかと1・2nd』(作者:見多ほむろ)

倒れた父に代わり、九州にある実家の工場で社長代理を務めることになった幸典(ゆきのり)。右も左も分からない幸典が父に頼るよう言われたのは、工場長の槇(まき)だ。髭面で無愛想で手荒いけれど、仕事ができて面倒見もよく、社員の皆に慕われている槇。とこ…

『鬼と天国』(作者:お吉川京子/阿賀直己)

高校勤務の青鬼(あおき)は、最低限しかやる気を出さない省エネ教師。先輩教師にどやされ、なかなか教室に来ない生徒の様子見のために向かった保健室で初めてまともに話した、どうにも掴めない養護教諭・天獄(てんごく)。熱心な教師を演じる青鬼の本性をあっ…

『山田と少年』(作者:三田織)

クリスマスの夜、仕事帰りの山田(26)は、泣きながら酔っ払っている男子高校生・千尋(ちひろ)を拾う。彼は、同性に惹かれてしまうことを悩む少年だった…。ノンケの社会人と、ゲイの高校生。偶然出会った二人が性別を超え少しずつ心の距離を縮めていく物語。 …

『ワンルームエンジェル』(作者:はらだ)

人生の光と闇を紡ぐ、はらだ史上、最も優しい物語。趣味なし、友人なし、恋人なし。生きる価値、なし。惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀(こうき)は、うっかりチンピラに刺され瀕死になった折、遠のく意識のなかで、真っ白い羽の美しい「天使」を見…

『ワリキリ』(作者:中川カネ子)

仕事で疲れきった柊(しゅう)は、ゲイのマッチングアプリでセッ〇スの相手を探していた。条件は3つ。(1)完全ワリキリ(2)無駄話無し(3)後腐れなく一方、女の子との恋愛に違和感が消えなかった高校生の行哉(ゆきや)は、試しに男としてみることに。一回きり…

『放蕩息子と恋の穴』(作者:九號)

女癖が悪すぎて、超ド田舎の高校に強制転校!!伯母の家に居候することになった蒼佑(そうすけ)。けれど、そこには初恋のイトコ・みのりちゃんがいる♪と内心わくわくでロックオン!!ところが11年ぶりに再会したのは「穣(みのり)」と名乗るイケメン男子。しかも転…

『ブルースカイコンプレックス』(作者:市川けい)

古びた本のにおいに混ざる清潔で清廉なシャンプーの香り。かるく目眩がした、放課後ーー。「静かに本を読める場所が欲しい」と願っていた楢崎(ならさき)は、ひょんなことから学内で有名な素行不良の生徒・寺島(てらしま)のお目付け役に抜擢され、二人きりで…

『NightS』(作者:ヨネダコウ)

「今一瞬、アンタにむしゃぶりつきたくなった」運び屋の唐島(からしま)は、どこか秘密めいていて色気のあるヤクザ・穂積(ほづみ)の仕事を引き受ける。惚れて、探って、騙して、裏切られ…。はぐらかされた本心はいつも見えないまま。黒社会の駆け引きと大人の…

『僕らの食卓』(作者:三田織)

会社員の豊(ゆたか)は、誰かと食事をするのが苦手。しかし、昼食をとろうとしていた公園で出会った兄弟、穣(みのる)と種(たね)になぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。以来、彼らと一緒に食事をすることが増えた豊。いつしか、みんなでご飯を食べるの…

『Life 線上の僕ら』(作者:常倉三矢)

下校途中の一人遊び「白線ゲーム」で偶然出会った生真面目な伊東と無邪気な西。恋に落ち、「白線の上だけの逢瀬」にもどかしさを覚えた伊東は咄嗟に西へキスしてしまって…。高校生から大学生、そして大人へ。変わらない想いと、変わりゆく現実の狭間で愛に翻…

『囀る鳥は羽ばたかない7』(作者:ヨネダコウ)

平田との抗争終結から四年。矢代は組を離れ、闇カジノの金主として稼いでいる。カジノには時折、三角が訪れ、そろそろ真誠会に戻るようせっつかれていた。一方、矢代から捨てられた百目鬼は、真誠会と良好な関係を結ぶ三和会系桜一家(さんわかいけい さくら…

『囀る鳥は羽ばたかない6』(作者:ヨネダコウ)

これまで守り通してきた一線を、ついに越えてしまった矢代と百目鬼。百目鬼は矢代がかけがえのない存在であることを、矢代は百目鬼への感情の正体と、自らをかたちづくる矛盾の正体に直面する。大切だから、離れない。大切だから、手離す。平田との抗争が切…