しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『ジェラシー2』(作者:スカーレット・ベリ子)

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自分の吐いた嘘のせいで半田(はんだ)は殺され、
明虎(あきとら)は深い傷を負った…。
なのに反省の色をみせない櫓木(ろぎ)に浅生田(あそだ)は憤る。
櫓木は転がり込んだ組のマンションで傷だらけの明虎と激しく求めあうが、
そこにやってきたのは赤ん坊を背負った明虎の妻・麻巳(あさみ)で…!?

 

2巻も初っ端から絡んでおります。ものすごい良いです、はい。

お腹を刺された明虎と卯一がまぐわっとります(^^)

「一刻も早くお前を自分の手垢で清めたかった」とつぶやく明虎。(かっけぇーー!!)

そこに明虎の奥さんがやってくるんですけど、

背中におんぶしてるベイビー・辰之がめちゃ可愛い♪

当たり前だけど、この頃はまだまだ小さな赤ん坊だったんですよね。

(君は四代目になるんだよ~)

 

明虎に「俺たちは響きあうことができる」と、

これまたかっけぇー言葉をかけられた卯一。

明虎の特別になれた!と、

スキップスキップランランラン♪で心が弾む卯一ですが、

ルンルンしすぎてまったく周りが見えておらず、

またもや痛い事態を招いてしまいます。

 

殺された半田が所属していた弥生組の組長さんに捕まってしまい、

子分らに蹂躙されてしまいます…(*_*; 

ほんとに卯一、こんな目に遭ってばっかり…。

こちらはいつも苦しくて眉間にしわ寄せて読んでるんですけど、

当の本人はそんなに気にしてない感じなんですよね…。(体は痛いんだけど…-"-)

もうちょっと気を付けて行動して下さいよーって思ってるのは浅生田さんも一緒で、

おそらくこの浅生田さんが一番常識人で、一番まともな人です(^^; 

だけど、卯一に対して並々ならぬ嫉妬心を抱き始めています。

この人も卯一に負けず劣らず、明虎の一番でありたいと思っているから。

2巻から段々と、この浅生田の嫉妬心が卯一を飲み込み始めるので、

また痛い目に遭うんだろうなぁ~って、ビクビクもんです。

 

2巻は明虎さんのカリスマ性が強く出ていたと思います。

なんせかっこいいし、言葉一つにシビれます。

そりゃ卯一に限らず、浅生田さんも奥さんも、

この人の一番でいたいと思いますよね。まったく罪な男です(^^;

 

→→3巻へGO!