株の売買で成功し、明虎の信頼を高めていく櫓木に対し、
幼馴染の浅生田はこみ上げる黒い感情を抑えきれない。
そんなある日、原因不明の発注ミスによって櫓木は多額の借金を負う…。
3巻は浅生田さんが表紙。いいですね、凛々しいです(^^)
浅生田さんの背中に虎の入れ墨が入っているのがこの巻のイラストでわかります。
スカベリ先生の中表紙のイラストとかすごい好きです!めちゃ良い!
2巻から続く浅生田の嫉妬が、ここにきて大爆発しました。
着々と明虎の信頼を得ていく卯一に対して、浅生田の嫉妬は鳴門の渦潮のように、
激しい黒い激流となって卯一を飲み込みます。
浅生田の邪魔立てで、
順調に運んでいた卯一の株取引がすべて失敗に終わってしまいます。
責め立てる卯一に、浅生田が放った言葉が刺さりました。
「人が時間をかけて積み上げてきた場所を平然と横から掻っ攫っていく…」
こういうの、ありますよね…。
こちとら何年も片想いしてたのに、
他所から来た転校生にその子持ってかれちゃうみたいな。
やっぱ魅力の問題なんでしょうね……(なんか泣けてきた…笑)
卯一は魅力的だからね~。嫉妬もしちゃいますよ~。
その後の2人の仲直り?の仕方が独特です。
「浅生田のモノを卯一がしゃぶる」 ← これ仲直りですかーー?!?!?!
卯一が撃たれるんじゃないかとヒヤヒヤしたんですけど、
結局、浅生田が元気にイッちゃって、終~了~!みたいな感じでした(^^;
段々、卯一の周りが四面楚歌になっていってます。
明虎さんの助けもなかなか届かない…。
卯一の先行きが不安でいっぱいの4巻へGO!