しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『蛍は明日死ぬ』(作者:斉川冬)

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 聴色(ゆるしいろ)の髪 赤いピアス 猫目で口元にホクロ ―
浅田は本の登場人物「蛍」に恋していた。
ある放課後、図書室で居眠りしていた浅田が目を覚ますと、
恋い焦がれた「蛍」に似た人・二宮(にみや)がいた。
二宮は、ちょっとビッチな「蛍」ままな行動をする。
「蛍」に似た二宮に心を奪われていく浅田だが、
「二宮くん」については何も知らないことに気づいて……?

 

聴色(ゆるしいろ)?初めて聞いた色の名前です。

紅花で染められた淡い紅色だそうです。とても綺麗な色合いです。

こんな髪色に赤いピアスをつけてるDKなんて、犯罪級に可愛すぎるでしょ。

 

そう、まさに二宮くんはすんごい可愛いのです。

女子を凌駕するほどにかわいいのです。もう~エロかわいいのです。

表紙から溢れんばかりのエロが漏れ出てますよね。

はだけたシャツから出る肩のエロさ。

質感のある太ももの付け根に覗くホクロのエロさ。

淡い瞳で流し目のエロさ。

 

ちょっとエロを強調しすぎてますが(^^; 、けっこうH多めな作品でした。

しかも、わたしの好きなエロ加減なのですんごい満足感ありです。

しかもしかも、『バイ・マイ・サイド』に続きまして、

二宮くんも良い乳首持ってました!

乳首が窺えるのは、ほんの1つ2つぐらいのカットだけなんですが、

わたしの目はオープンワイドですよ!(見逃すかいっ!)

別に乳首で選んだわけではないんですが、

得てして連続で良い乳首に出会いました。

 

自分の好きな本の主人公「蛍」に恋をしている浅田。

付き合う女の子と「蛍」を比べて見てしまい、いつも振られてしまいます。

ある放課後、浅田の目の前に「蛍」に激似の子が現れます。

思わずキスをしてしまうのですが、その子は二宮くんという男の子でした。

「蛍」に恋い焦がれる浅田にとっては、それが男であっても関係なし。

どんどん二宮くんを好きになっていく浅田。

 

一方の二宮くんは、

”僕のものになって…” と告げた浅田を気に入り付き合うことにします。

「蛍」のように色気たっぷりに迫り、何度も浅田とセックスをする二宮くん。

段々と浅田にのめり込む二宮くんに、幼なじみの大野は忠告します。

”浅田は「蛍」に似ているからお前のことが好きなだけ” と。

大野の言う通り、浅田のことを好きになりすぎて、

「蛍」を演じることに限界を感じた二宮くんは、

”蛍は明日死ぬよ” という言葉を残して浅田の元を去ります。

そして、浅田は「蛍」でなく「二宮くん」自身が好きなんだと気づきます。

 

『イナフ』という続編もありまして、

社会人になった浅田と二宮くんが描かれています。

短編ですが、エロさ引き継いでます(^^)

 

今回もエロと乳首の感想になってて、ちょっとヤバいな…(^^;