出会った頃は自分のほうがずっと上にいた筈なのに、
いつの間にか立場は逆転…。
売れないモデルの匡(ただし)は、事務所の後輩の超売れっ子・アキと、
一ヶ月前酔っていたとはいえ、体の関係を結ぶ。
それ以来、アキとはほとんど喋っていないことに次第に苛立つ匡だったが…。
また短編を買ってしまった……懲りないわたし(^^;
先日、あれほど ”短編じゃ物足りねぇ!”と豪語していたくせに。
日高ショーコ先生、2作品目も短編読んじまいました。。。
絵がすこぶる綺麗で素敵です!(表紙の綺麗さよ!)
男性陣の美しいこと美しいこと。
どの人みてもすら~っと背が高くて、足がすーっと長く伸びてて。
表題作は主人公がモデルだから余計に綺麗なんですね。
昔はただ待ってるだけで仕事が舞い込み、
周囲の人たちからもチヤホヤされていた匡も、
落ち目の一途をたどり、いまや事務所のお荷物と成り果てています。
代わりに台頭してきた超売れっ子モデルのアキは、匡の後輩であるとともに、
酔った勢いで体の関係を持ってしまった仲でもあります。
なので、もっと拗れた展開になるのかな?と思いきや、
早々に、序盤で2人のわだかまりが溶けて、あれよあれよと仲直りH。
2人で恋も仕事もがんばっていこうぜっ!的な、爽やかリレーションシップへと昇華。
これって、男同士だから成せる関係性ですよね。
女だったら、
嫉妬に狂って髪引っ掴んで引きずり倒して足蹴りの刑に処してるでしょ(笑)。
絵とお話がちゃんと比例してます。
綺麗な絵だからお話も汚れてないです。エロだってさらっとしてます。
しかしね、何度も言いますけど、わたしが変態仮面と化しつつありますのでね、
どーしても物足りなさが…(^^;
わたしの心が、もっとボディブローを寄こせと叫びたがっとります。