真誠会若頭の矢代は、男なら誰でもいい淫乱と噂される男だったが、
部下には出を出さないと決めていた。
けれど、付き人兼用心棒の百目鬼だけは例外だった。
性的に不能で感情を見せない百目鬼の存在は、
何をしても性的対象として見られることのない安心できる存在のはずだった。
一方、何者かの銃弾に倒れた矢代を目にした百目鬼は、
自分の矢代への想いがなんであるのか、はっきりと理解した。
矢代のために変わることを決意した百目鬼と、そんな百目鬼に戸惑う矢代。
ふたりの関係が変わり始めた…!?
わたしのお気に入り ”真珠のイチモツ竜崎” が、
この3巻でクローズアップされています!
初回から言ってますが、バカなんですよね~竜崎。
バカまっしぐらでみっともなくて情けなくて、騙されて捨て駒のように使われて。
”矢代を殺ってこい できねぇなら 矢代でなく お前を切る”
どうやら矢代襲撃を仕組んだのは平田組長で、
容易く言いくるめられる竜崎に手を汚させる筋書きを描いたよう。
躊躇する竜崎に、”まさか矢代に情でもあるんじゃねぇだろうな?” と。
情、湧いてます。おそらく昔々から湧いてます。
2巻で語られていたように、
若かりし頃、矢代さんと乳繰り三昧の日々を送っていた竜崎。
事が終わった後、
風にそよいでさらりと光る矢代さんの細い髪をぼんやりと眺めながら
”お前 男に惚れたりすんのか?”とたずねます。
”惚れたりとか もういい” と流すように答える矢代さんは、
”それよか、次ヤる時はボロ雑巾みたいにもっとメチャクチャに扱ってよ” と
微笑み返し。
それを真剣なまなざしで見つめる竜崎。
(もっとお前を大事にしたいんだと言ってるみたい)
すごく細い、今にも切れそうなか細い糸で2人が繋がってるように見えて、
どうか切れないで欲しいなと思ったシーンです。
この頃から、すでに竜崎は矢代さんを気にかけていたと思われます。
竜崎は殺し屋に、
矢代を狙う際にはできるだけ急所を外すよう注文をつけます。殺さないようにと。
それが平田組長の知るところとなり、追われる身となった竜崎。
何とか体を起こせるようになっていた矢代さんは、
雲隠れした竜崎を捜索するとともに、事件の真相を探ります。
しかし、いまだ右腕は動かない上に、弾傷も癒えておらず満身創痍の状態。。。
”次は絶対に守ります” と言う百目鬼は、片時も矢代さんの側を離れません。
”矢代さんの手足となり 矢代さんの望むことをする” と決めています。
守りたい気持ちが強くなりすぎて、制御できなくなっていきます。
矢代さんに向かってくる輩には鉄拳制裁!
それが矢代さんのセフレであっても、容赦なく喉輪かまします!
そして、矢代さんへの想いも止められなくなっています。
右腕が動かせず、オナるのもままならない矢代さんに、
”俺が手伝います” と、手で扱きはじめ、さらには口で舐めてムラムラを処理!
百目鬼の行動に戸惑いを隠せない矢代さん。
だって、今まで一方的にしゃぶる側だったし、
百目鬼だってこんなガツガツしてなかったし、そりゃビビりますわな。
でも、わたし、嫌いじゃないです…。
矢代さんが百目鬼に舐められて苦しそうにイクとこ。
「こいつは何をしてんだ!?」と、戸惑う気持ちと、
「もっとシて欲しい!」と思う気持ちのせめぎ合いの中で、
悶えながらイクとこ、嫌いじゃないんだよな。
むしろ胸キュンすら覚える。(はぁ~また変態が顔出した…-"-)