しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『みだらな猫は爪を隠す』(作者:嶋二)

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配送業者に勤める”モテる佑川男子”天野は、
ライバル会社のミケちゃんこと三池にイラついていた。
なぜなら愛想が無い上に、ちびっこのくせに自分より力持ちで生意気だから!
そんなある日、偶然三池宛の荷物を配達することに…。
アダルトグッズサイトの荷物だと知った天野は、出来心から三池に
「使っているとこ見せてよ」と迫ってしまう。
ところが三池の痴態を目の前にし、自らも興奮を覚えてしまい?!
【それ、挿れます?どエロいミケちゃんの誘いに…?】

 

ミケちゃんのアクスタを買ったあの日。

非常に興奮していたあの日から、もう4か月ほど経つのですね。

ようやく『みだ猫』の順番が回ってきました(^^)

 

とっても大好きな作品です。

シリーズ3つあって、

去年の年末に最新刊『みだらな猫は夜に滴る』が発売されました。

最新刊はなんと18禁バージョンがありまして、

同時に過去3作品も18禁で再発売されました!

 

うれしいんですけども…、

あとから18禁バージョン出されると辛いんですよ。

普通の持ってるしさ、18禁のためにまた買うってのも…ねぇ…(^^;

その点、最新刊は初めから出てますので、この上なく喜ばしいです!

 

このシリーズは言わずもがな、

”ミケちゃんがかわいい”

”ミケちゃんがどエロい”

この2点です。

たったこの2点で落ちます。で、グッズ買うことになります(笑)

 

初めて『みだ猫』を読んだ時、きゅんきゅんしすぎて、

(失礼ながら)わき汗をめっちゃかいてしまいました。

こんなエロかわいいの見たことない!と思って。

嶋二先生の絵って独特で、格別に男前でもないし、

どちらかと言えばちょっと抜けてる感じの絵柄なんですけど、

読んでいくうちに、不思議とどんどん男前に見えてくるし、

どんどんかわいく見えてくるしで、結局、どハマりしてるんです。

良いです!嶋二先生。

 

みだ猫シリーズ1作目の『みだらな猫は爪を隠す』は、

ミケちゃんこと三池悠一(みいけゆういち)と、

天野陸(あまのりく)との出会いを描いています。

ミケネコ便で働くミケちゃんと、佑川急便(すけがわきゅうびん)で働く天野。

ライバル関係の宅配業者同士の恋。(このテーマですでに胸きゅん♪)

宅配業者さんですから、何かと顔を合わせることが多い2人。

いつも帽子を目深にかぶり黙々と働くミケちゃんを、

ちょっと不愛想なヤツと思って煙たがってる天野です。

 

ある日、ミケちゃん宛の小包を宅配した天野。

その中身はなんとアダルトグッズ

ちょっとからかってやろうと、

”言いふらされたくなかったら、使ってるとこ見せて” と言う天野。

戸惑いながらもオナる姿を存分に見せるミケちゃんは天野に、

”勃ってるそれ、挿れる?” と、ひと言。

もちろんノンケの天野ですが、無我夢中でミケちゃんを抱いてしまいます。

そして、事後のミケちゃんのあられもない姿をスマホでパシャり!

”じゃ、また来るから” と。

 

天野、とんでもねぇ~クズ男だとお思いでしょう(^^;

そう、けっこう終盤までクズです(笑)

ミケちゃんのことが好きだと気づくまでの間はかなりクズです。

だけど、気づいてからの男前度は右肩上がり!かっこいいです!

 

ミケちゃんもね、実は天野に一目惚れしていたのです。

ずっと前から好きでした。

だけど、いつも帽子を目深にかぶる恥ずかしがり屋さんですから、

そんなつもりはないんだけど、

どうしても不愛想な態度になっちゃって。。。

だから、”勃ってるそれ、挿れる?” と思い切ったあの日、

まさかシてくれるなんて思ってなかったから、

すごくうれしくて気持ち良くて、幸せに満たされた。

 

その幸せに満たされたミケちゃんの魔性のエロを ”発情期” と呼んで、

休みの日になるとセックスしにくる天野は、すでに虜になっていました。

エロかわいすぎるミケちゃんに、たまらずキスをしてしまいます。

いやいや男だぞ!?そんなはずない…!?と、気持ちを打ち消しつつも、

目で追うミケちゃんの姿。思い浮かべるミケちゃんのエロかわ。

ダメだ、もう完全に好きだ!

 

途中、お互いの嫉妬が入り混じって悶々としながらも、

”みだらな猫も恋に落ちる” で、

2人、無事にお付き合いすることになります。

 

まぁ~しっかしエロい。

ちゃんとしっかりエロい。

これはね、やっぱ18禁で読みたくなります。(いつかポチりそうだ…^^;)