しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『僕は君のいいなり』(作者:あがた愛)

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「俺にだけ」冷たかった檀野(だんの)先輩が、
ある日、俺のジャージでオナニーしていた。
いつもの取り澄ました顔を乱して、切なげにうるませた瞳で喘ぐ先輩。
この人をそんな風にいやらしくしているのは俺だってことに
ゾクリと高揚した。だから、もう少し、この人を独り占めして
いじめてみたいって思ったんだ…。
恋を知らない冷めた後輩・木下(きのした)と、
いじらしいほどに健気で一途な先輩・檀野のエロティック・開発ラブ。

 

う~ん、なんだろ? 今ひとつグッと来なかったな…。

なんだろ?檀野先輩のタレ目かな?

それとも、木下くんがゴム手つけながら檀野先輩をイジるとこかな?

あるいは、檀野先輩がナヨナヨしてるとこかな?

もしくは、木下くんのSっ気がドSじゃないとこかな?

あっ!いや違うわ、乳首ちょっとイジりすぎなとこかも!?

木下くんが執拗に檀野先輩の乳首いじるから、

服に擦れて痛いつって檀野先輩、乳首に絆創膏貼ってたもん。

 

乳首に絆創膏って他の作品でもよくあるシーンで、

乳首好きのわたしとしましても、OK!ウェルカム♪なんですけど、

この木下くんのイジり方は、わたしの好きなイジり方ではなかった(笑)

ちょっとしつこかった(^^;

しかし、当の檀野先輩はとっても気持ち良さそうにされてましたのでね、

余計なお世話じゃいってことですね(^^;

 

先輩受けと後輩攻めです。

前半は、後輩木下くんのことが好きな檀野先輩が、

木下くんのジャージをオカズにオナってるところを本人に見られてしまい、

”いいですよ、僕が檀野先輩をイジってあげます” ってことで、

木下くん優位に進んでいきます。

後半は、興味本位でイジっていた檀野先輩を、

本気で好きになってしまった木下くんに対して、

”えっ!?好きになってくれたの?夢みたいだ…” の檀野先輩が、

木下くんにどう接していいのかわからず、

遠慮がちになってしまってギクシャクします。

けれど、最後はちゃんと打ち解け合って2人の甘甘エロエロで一件落着。

 

檀野先輩かわいかったし、

檀野先輩を好きすぎる木下くんの、

内に秘めたる嫉妬心や独占欲もかわいくてニヤニヤしましたし、

ちゃんとおもしろかったです。

しかし、心に響かなかったのはやはり乳首か?やっぱ乳首か…(-"-)