縄師のルイが突然同居することになったのは、ワケありヤクザの名取。
最初こそノンケの男と暮らすなんて…と渋ったけれど、正直、
名取は顔も身体もルイの性癖をド直球で刺激するタイプ。
ルイが理性と性欲の間で揺れるなか、自分が縛りを担当するAVに
名取が出演することになってしまい…!?
「SM&緊縛週間」第2弾。
タイトルにありますように、ヤクザさんを縛り上げる作品となっております。
ヤクザを緊縛するなんて、逆に海に沈められそうに思いますが、
このヤクザ、名取さんは、
よく躾の行き届いた優しく大人しいワンコさんなんです。
縄師(=緊縛師)のルイは、ガチムチ体型のイイ男を緊縛して、
めちゃくちゃに犯されたいという性癖を持っています。
縛られるんじゃなくて、縛ってる男を見て興奮するってのが面白いです(^^)
そんなルイの元へやって来たのがヤクザの名取さん。
あるヤクザ組織から逃亡中だという名取さんを
一時預かりすることになったルイは、終始そわそわしっぱなし。
なぜなら名取さんは、
「程よくガチムチかつセクシー、伏し目が寂しげで甘え上手かつ巨根」という
ルイの好みどストライクだったから!
”ガチガチに縛った名取さんに犯されたい!”
そんなルイの心の匂いを察知した良犬・名取さんは、
”ご厄介になっている身ですから…” と、ルイのモノを咥えてご奉仕。
毎晩の極上の奉仕のおかげで快眠!安眠!のルイ。
壮絶な過去を抱え、
いつもどこか寂しげで悲しげで、自分の感情を表に出さない名取さんに、
もっと幸せに笑って欲しいと思うルイは、
してもらってばかりでは不公平だし、
今度は名取さんに気持ち良くなってもらいたいと、
名取さんのモノをご奉仕。
そして、ついに緊縛の許可を得て、名取さんを縛り上げ、
念願の縛りプレイを楽しみます。
とーっても優しい愛ある緊縛で、痛々しさは皆無!
かなり良いソフトSMでした。
それよかストーリーの方がシリアスで、
ヤクザ世界の怖い部分がチラチラ出てきて、
名取さんの身に危険が及びそうでハラハラドキドキした終盤でした。
それゆえに、温かみのあるルイの緊縛プレイに癒しを感じました。
物語最後の方、傷を負って入院していた名取さんの退院の日、
今まで大人しかった従順ワンコの名取さんが、
”玄関開けたら2分で犯された…” と、
ルイが息切れして言うほどにがっつくHがめっちゃ良かった(^^)
良いラストでした♪