しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『ハダカよりも奥深く』(作者:薄井いろは)

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「俺のこと、思い出しました?」大学事務職の俺は今、
ワンナイトの相手(=生徒!?)に再会し迫られている。
擦れてないところが可愛くみえて、クラブで声を掛けたのは俺からだ。
「男は初めて」だとこぼしたくせに、いやにマイペースで思い通りに
ならない、黒豹みたいな男。好き勝手に味わっていた俺は、いつのまにか、
欲情した熱に未踏の奥を抉られて快楽に溶けてしまいそうになっていた。
荒々しく未熟なのに、流されてみたくなったんだ。また会えたらと思うほど
後ろ髪引かれたのに、コイツは再会することを知って誘いに乗ったわけだ。
「初めて抱いた男」だから執着してるだけだろ…!?

 

クラブで出会って過ごしたワンナイト。

不慣れな手つきでじれったく触れてくるその手にもどかしさを覚えながらも、

じっと見つめる熱を帯びた目が心に焼きついてしまった萩原さん。

ワンナイトの相手・高木くんは萩原さんが勤める大学の生徒でした。

これはいかん!と距離を取ろうとする萩原さんですが、

無自覚にあざとかわいい視線を寄こす高木くんに、

萩原さんの心と頭は ”グラングラン” にかき乱されます。

無視しても、冷たく突き放しても、

高木くんの目は真っ直ぐに萩原さんを見つめ続けます。

 

”わかった!もう一度抱かれてやりゃ、あいつも満足するだろう” と、

”うち来いよ” と高木くんを呼びつけます。

なんとかマウントポジションに立とうと頑張る萩原さん。

しかし、ダメだった…。

 ”クゥ~ン” な高木くんの目に心と身体溶けました。

口数が少ない分、目で想いのすべてを語る高木くんは最高にズルい。

あんな悲しげで寂しげで切なげな目を向けられた日にゃ、

”ハァ~もう~♪(>ω<)” てなりますって!

しかもHの時の目は打って変わって、

すごい火照った熱のある目で見つめてくるんだからたまらんわ。

 

最初は不慣れだった高木くんですが、

だんだんと手慣れてきて、

”俺のしたいようにしていいですか?” なんて言ってきたりして。

もう~好きにして♪ (←変態…^^;)

変態ついでにもうひとつ変態を上乗せ。

今回も良いエロ盛りだくさんの薄井いろは先生。

わたしの好きな立ちバックもちらりと出てきたり、

わたしの大好きな乳首もどっさり出てきたりと、

ニヤけが止まらんのですが、

それ以上に ”めちゃイイ!” と感嘆の声を上げたのが、

背面側位!(もう大声で言っちゃう…^^;)

横向きに寝転んでバックハグみたいな感じで致すやつですね。

寝側位とも言うそうです。

他の作品でも出てきてたのかな?

あんまり心に刻まれなかったんですけど、

今作のこのポジションの絡みがめちゃくちゃ良くて、

なんて気持ち良さそうなのと思っちゃって(笑)

いや~また一つ変態要素増えました♪(^^)