しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『25時、赤坂で (2)(3)(番外編)』(作者:夏野寛子)

       

俳優同士の恋、共演ふたたび。
「もしかして、妬きました?」大ヒット同性愛ドラマ『昼のゆめ』が
映画になって帰ってくる。主演はもちろん超人気俳優・羽山麻水(はやまあさみ)
とブレイク中の白崎由岐(しらさきゆき)。この冬、テレビの話題を独占した
”昼ゆめブーム”はまだまだ終わらない。ーーというのはオモテの事情。
実は羽山と白崎は、両片想いを経て付き合い出した恋人同士。撮影現場では、
男前な新キャスト・山瀬(やませ)が白崎にちょっかいをかけ、羽山の機嫌は
急降下。それが、嫉妬も知らずに生きてきた男の、はじめての独占欲という
ものなのであったーー。

 

やっぱおしゃれだな~。

俳優同士だからよりオシャレに見えるのかな~。

麻水さんと由岐の会話がめちゃくちゃイイ感じなんです。

あー言えばこう言うじゃないですけど、

ポンポンポンとリズムよく弾むような言葉を交わし合うんです。

愛しさがこもった皮肉を交えながらユーモアたっぷりに♪(^^)

だからすごくテンポ良く読めました!

 

今回は『25時、赤坂で』の続編の感想です。

実は、1巻の感想を7月2日に書いております。

そっから2ヶ月ほど経っての続編感想です(^^;

1巻の時にも書いていましたが、

芸能人モノになぜか食指が動かないのです。(何でだろ…?)

これも読もうかな?どうしようかな?と思っていた作品でした。

だけど、みんなのレヴュー評価がすこぶる高しで、

「オススメです!」圧にやられて買っちまった(^^)

 

先にも言ったように、

会話のテンポが良すぎてサクサク読める!

このシリーズ、本編1・2・3巻あって、

さらに番外編が1・2巻とけっこうボリュームあるんですが、

あっっっっという間に読めてしまいました。

しかも面白かったし(^^)

 

夏野寛子先生の絵もすごく綺麗で、

芸能人モノで俳優さんの設定だから、

登場するキャラたちがみ~んな男前!

目キラッキラ☆髪サラッサラ☆彡

こんな男前たちがBLするんだもん、

そりゃきゃっきゃ♪なりますって。

しかもけっこうエロも濃い。

そんなに濃いエロが出てきそうな絵柄じゃないのに、

さらっとえっちぃのが出てくるからグッとくる!

 

2巻は麻水さんと由岐の関係に波風を立てる当て馬が登場。

揺るぎない2人の関係が描かれています。

3巻は俳優としての由岐のステップアップが描かれています。

どちらとも胸が痛くなるような重苦しいところなどはなく、

安心・安全なセーフティストーリーとなっております。

日々の生活に疲れを感じている…、

あるいは今日仕事でやらかした…、など気が滅入った時には、

このハッピー幸せBLで英気を養えること請け合いです(^^)