【１巻】
いつも店で修羅場シーンを披露する常連客の一郎くん。確かに綺麗な男だが、
俺の視界になんて入っちゃいなかった。しかし、ストーカーから助けた夜、
お礼のようにキスをされてから、なぜか気になる。ストーカー避けに「うち
来ます？」なんて、勝手に俺の口が言ったもんだから、ホントに同居する
ことになってしまい…。【２巻】
カフェで働く藤(ふじ)の恋人は、王子様のようなビジュアルと小悪魔な性格で、
老若男女を虜にする”魔性の常連客”の一郎くん。すったもんだの末、一郎くん
のマンションでラブラブ同居生活満喫中…のはずだけど、両家の親にＷ親バレ!?
更には藤に隠し子発覚!?
カフェのギャルソン・藤くん(攻め)と、
魔性の超絶イケメン常連客・一郎くん(受け)のビタースィートな恋物語。
確かに最初の藤くんはビターでした。
一郎くんを見つめるその顔は確かに苦みばしっていました(^^;
しかし、一郎くんの魔性の力にやられたのでしょうか？
イケメンすぎるがゆえに男女問わずのストーカー被害に遭う一郎くんに、
”しばらくうち来ます？” と声をかけてしまった！
”じゃ、恋人のフリした方がいいね♪” とキスをしてきた一郎くん。
なぜにーー?! と思う藤くんですが、
このキスが藤くんのスイッチをＯＮにした。
藤くん家の居候を解消しようとする一郎くんを引き留め、
無理矢理に一郎くんを組み敷く藤くん。
これがけっこうＳっ気出てて、一郎くんのお尻パチンッ！って叩くの。
”ぶっ叩かれて感じてんの？中すげぇびくびく言ってんよ” って。
感じてる一郎くんを ”やばい、かわいい…” と思う藤くん。(ドＳだ…^^;)
最初のここらあたりはかなりビターなカフェモカ出てました。
しかしこれ以降は気持ちが通じ合い、両想いになり、
晴れて恋人同士になった２人のカフェモカは甘かった(^^)
んん～１巻２巻読んで思いましたが、
なんだかおんなじことの繰り返し感があったなと。
両想いでくっついた後って、
お馴染みの「嫉妬・執着・独占」が登場しますでしょ。
それがどうも単調に感じたし、その割にけっこうひっぱるなと(^^;
藤くんの元カノが出てくるんですけど、
なかなかにイラつかせてくれる元カノなんです(笑)
はっきりしない藤くんにモヤモヤが募る一郎くん。
う～早く展開しろ！とページをめくる手が早くなってしまった…。
あと、一郎くんの双子の姉が登場したり。
なかなかにイラつかせてくれる姉ちゃんなんです(笑)
可愛い弟にこんなもっさい彼氏?!
ありえないんですけどぉ⤴みたいな(^^;
大好きなお姉ちゃん♪な一郎くんにムカムカが募る藤くん。
２巻のページをめくる手も早い早い。
わたしの中でどうしても、
「嶋二先生＝ミケちゃん」でインプットされてしまっていて、
『みだ猫』作品と比べて見てしまう傾向が ”さもありなん”…(>_<)
まったく別物の作品なのに、
ああ～やっぱ『みだ猫』の方がおもろいな～とか思っちゃう。
好きすぎるのも考えものですね。
「一発屋」と呼ばれる芸人さんや歌手がいますが、
最大ヒットしたギャグや歌からさらに越えるものを生み出すって
やっぱり難しいものなのかもしれないですね。
わたしみたいに頭凝り固まったファンがいたりしますし(^^;
だがしかし好きです！嶋二先生！
今年のクリスマスあたりに『みだ猫』最新刊出ませんか？(笑)
