しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『ぼくらのつづき』(作者:アマミヤ)

    

高校生の洋介(ようすけ)と柊(しゅう)は、幼少期のちょっとした事故から
疎遠になっていた。ところが、柊が祖母の家に居候するため、洋介の住む
商店街へ引っ越してきたことから関係が復活!最初は気まずかった洋介
だけど、普段は冷たい態度の柊が、自分にだけ見せる表情や態度にキュン
キュンしはじめちゃって!?

 

DKのかわいさ、ここにあり!です。

かわいいDKモノ、何かありますか?と聞かれたら、

間違いなくこちらおすすめします。

何がいいって、柊の人見知りと言う名のツンが最高に可愛い!

洋介に対してめーっちゃ態度悪いんです(^^;

恥ずかしくて、テレ隠しのツンでもあるんですけど、

まぁ~ぶっきらぼうなんですよね。

しかしそれは突き詰めると「好きの裏返し」ってことで、

好きだからイジワルしちゃう小学生男子のような面倒くさい可愛さ(^^)

 

そして特筆すべきは、

アマミヤ先生が描く、柊や洋介が顔を赤らめる描写。

これがさらにDK2人の可愛さを倍増させているんです。

”かぁ~~~” と赤面している様が見事に伝わります。

アマミヤ先生の他の作品でも思うことですが、

この描写にめちゃくちゃ胸キュンするんですよね(^^)

 

最初、洋介は自分に対してだけつっけんどんな柊にイラ立ちますが、

徐々にわだかまりも解け、少しずつ話をするように。

洋介が飼っているワンコの ”きなこ” と、

柊の家ネコ ”福助” が間を取り持つ形で2人の距離はグンと縮まります。

そしたら、なぜか洋介は柊の一挙手一投足に胸キュンを覚えるように。

柊がかわいく思えて仕方がない洋介は、

とうとう手を出してしまいました。

柊に断りなくキスをして、さらにはチ〇コの抜き合いまでも…。

なぜにこんなことをしてしまったのか!?と動揺を隠せない洋介は、

柊を避けまくります。

これに怒った柊は、

”その気がねーなら今後一切構ってくんな!” と一喝。

この言葉にガツンと頭殴られた洋介は ”いやだね” と。

好きだから構います!と言っちゃった(^^)

 

あとは、かわいいDKのじゃれ合いをご堪能です。

じゃれ合いと言いましても抜き合いとかキスだけで、

これはエロ無しかな~と思ってたら、

最後の最後でちゃんと「ぼくらのつづき」をしてくれていました。

”どっちが女役?” でちょっともめるんですけど、

きちんと納まる方に納まっておりました(^^)

 

濃いエロは要らぬ、胸キュン物が読みたいのじゃ!って方には、

安心安全のアマミヤ先生おすすめです。