しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『クズと噂と…』(作者:中川カネ子)

  

クズでヤリチンの大学生・土屋(つちや)は、彼女に置き去りにされたラブホで、
ゲイと噂の同級生・水田(みずた)に偶然会う。男同士は気持ちいい…と聞いて
いた土屋は、興味津々で水田に迫ってみたけど、逆に後ろをトロトロにいじられ
気持ちよくされてしまう。悔しくてたまらない土屋だったけど、すっかり後ろの
快感にハマっちゃって…?

 

エロいと噂の中川カネ子先生、お久しぶりの作品です。

今作もエロかったです(^^)

所々、真っ白チ〇コだったりうすぼんやりチ〇コだったり、

統一性のない修正は入っておりましたが、安定のエロでした。

 

大学構内で ”クズヤリチン” と悪名高い土屋くんと、

ゲイだと噂の水田くんがラブホで出会います。

彼女に浮気がバレて、

バチコーン!と思いっ切り頬っぺと腹を殴られた土屋くんは、

無一文でラブホに置き去りにされます。

そこへ部屋の清掃に現れたバイトの水田くんがやって来ます。

バイト終わるの待ってっから送って♪と、調子のいい土屋くん。

黙々と清掃に励む水田くんを尻目に、

ベッドでくつろぐ土屋くんはある物を発見します。

「快感ぴんくぼーい」という名のチ〇コバイブ。

彼女とHできずにお別れしたもんだから、

チ〇コのウズウズが止まらない土屋くんは、

ゲイと噂の水田くんに、

”チ〇コ挿れさせてくんねぇかな~” とお願いします。

挿んでしょ?できるっしょ♪と。(ほんとクズだ…^^;)

 

土屋くんのクズっぷりにキレた水田くんは、

”俺、こっち側(ヤる側)だから” と、

あっという間に土屋くんの身ぐるみをひっぺ返し、

尻を弄りたおし、泣きじゃくる土屋なんかそんなの関係ねぇと、

お望み通りチ〇コを挿れてガンガンに突きまくってあげました。

そしてその後ちゃんとバイク2ケツで、

尻に響いて痛てぇ痛てぇ~とやかましい土屋くんを送ってあげました(^^)

 

いつもなら、

”また女に殴られてさ~” と笑いネタで仲間に話すところですが、

さすがに ”男に掘られてさ~” とはネタにできない土屋くん。

そればかりか、

突っ込まれた時の気持ち良さに目覚めてしまった自分に

驚きと戸惑いを感じていました。

そして、女では満足できなくなってしまった自分にも…。

”おまえのせいだぞ!どうしてくれんだー!” と、

水田くんの元に駆け込んだらば、

”ヤリたくなったら相手してやるよ” と、

なんとセフレの承諾をいただきました。

 

それからほぼ毎日、2人は仲良く一緒に行動するようになります。

Hして朝ごはん食べて大学行って図書館行ってバイトして帰ってHして。

もう君たち付き合ってるじゃん♪ということですよ。

”んなわけね~わ~” と顔を赤らめる2人ですけどね(^^)

まぁ末永く仲良くして下さいね、

という感じで「THE END」になっています。

 

続いて『慣愛』という短編が1つ収録されていました。

幼馴染のミツとムネ君の恋物語

彼女にフラれたらムネ君に抱かれにやってくるミツ。

いつでもミツに甘くて優しいムネ君は、

体が寂しくなったら他所に行かずに俺のとこくるんだよと、

声をかけます。

ムネ君は誰がどう見てもよくわかるぐらい

ミツのことが好きなんですけど、

肝心のミツ本人は鈍感が過ぎてまったくそれに気づかない(^^;

いつになったらムネ君の気持ちに気づくんだい?ミツよ…というお話。

最初のお話がクズ男だっただけに、

こちらのミツくんがとても可愛らしく見えました。

 

どちらもエロくて良きかなでした。

ただ最初も言いましたがエロ修正が中途半端だったかなと。

読み返した時に、もしかしてそうかな?と思ったんですが、

遠目チ〇コはうすぼんやりで、近場チ〇コは真っ白なのかもと。

フェ〇シーンは真っ白けっけでしたから。

どアップチ〇コはご了承下さいってことかもしれませんね(^^;