ゲイAVナンバーワン俳優・煌(コウ)は、自身にとって相棒のような存在の
カメラマン・長瀬(ながせ)への伝えられない想いを心に秘めていた。煌はゲイ
で、長瀬はノンケ。その隔たりが煌にとってはもどかしく、胸が押し潰され
そうな感情ばかりが積もっていく。それはやがて煌を、レンズ越しに自身の
プレイを見つめる長瀬との妄想へと導いた…。
「好きになったら続けて読みます」 で、
本日もSILVA先生です(^^)
今作はハッピーエンド?って感じの作品でした。
両想いになったんだけど、
恋人にはまだなってないというハッピー?なエンドでした。
AV業界に生きる男優さんとカメラマンのお話。
ガチゲイでバリネコの煌くんと、
煌くん専属のカメラマン・長瀬さんコンビ。
いつでも最高の絡みを演じきる煌くんと、
煌くんの魅力を最大限に引き出す撮影テクを持つ長瀬さん、
2人はとても強い信頼関係で結ばれています。
彼らが作るAVは、
業界でトップをひた走るほど売れに売れています。
長瀬さんのカメラの前で演じることに喜びを感じている煌くん、
実はいつも、
頭の中で長瀬さんに抱かれている妄想を思い描いています。
カメラの向こうで見つめる長瀬さん。
もっと近づいてなぶって欲しい。
その唇で舐めて噛んで意地悪して欲しい。
その指でココを…もっと…めちゃくちゃにして欲しい!
レンズの向こうから抜け出した妄想の中のあなたは、
俺の身体が大好きで夢中で愛してくれるのに、
現実のあなたは俺に触れてはくれない。
こんなに近くにいるのにとても遠い人。
好きになっちゃいけない人。
目一杯切ない煌くんです。
そんな切ない目で見つめる煌くんの気持ちに、
気づかない男じゃございませんよ、長瀬さんは。
とーっくの昔に気づいております。
なんてたってカメラマンですから。
心の奥まで見通す力、あると思います!
じゃなんで、”煌くん!俺も!” とガバッといかないかと言うと、
ノンケだからというのもありますし、
自分の過失で一人息子を亡くし、そのせいで離婚した過去を抱えていて、
人を好きになる事に二の足を踏んでいました。
しかも男の煌くんを好きになったことに戸惑いも感じていた。
それにAV男優とその専属カメラマンの恋など、
誰が許そうかというもので、業界的にはNGの恋。
煌くんの言う通り、
お互いに好きになってはいけない人だったんです。
気持ちを切り替えるべく、
新しい企画に挑戦する仕事が2人に舞い込みました。
人気AV男優・煌に憧れて、
大阪からやってきたバリタチのハヤト。
”ええ~もん撮りましょやー!” とノリノリ。(さすが関西人…^^;)
だけどハヤトの目はかなりの本気度で、
マジで煌くんを奪いに来るかのような眼差しで、
取って食おうとする猛禽類のような鋭さを帯びていました。
そして煌くんが食われるその寸前、
長瀬さんは思わずカメラを捨てて煌くんの手を取っていました。
撮影ストップ。とんだ失態です…。
煌くんがハヤトに抱かれることに嫉妬してしまった長瀬さん。
ハヤトに抱かれることに抵抗を感じ、
助けを求めるように長瀬さんに手を伸ばしてしまった煌くん。
撮影隊のみんなには、
「突然のカメラの故障」という理由で誤魔化すことができましたが、
ハヤトや懇意にしている事務所の社長の目は、
誤魔化すことが出来ませんでした。
2人が恋仲になってしまったことを見抜いた社長さんは、
”仕事と私生活、どっちのパートナーでいたいのか選びなさい”
と、2人に選択を迫ります。
凡人のわたくしとしましては、
当然、当然私生活でしょ!と思いました。絶対そうでしょと。
ところが!
2人はとっても大人でした。
ちゃんと冷静に、自分たちの未来を考えていました。
好きー♪っていう感情だけで動きません、と。
まず自分たちがきちんと一人前に仕事をこなせるようになって、
ゲイビ界のてっぺん取って、全部やり切った!と思うまでは、
”恋のストップウォッチを止めます” と。
(ハライチ澤部さんの ”キッチンタイマーボーイ!” 思い出す…笑)
ラスイチでね、2人Hしながら言うんです。
またこうして抱き合えるまで頑張ろうなと。
その時が来るまでこの絆がずっと続きますようにと、
指輪を贈りあってENDを迎えるんですけどね、
んん~どうだこれ?微妙じゃないかこれ?なんて思ってね~。
たぶん現実だとこれはもう終わりますよね。
いくら仕事でも自分のカメラの前以外で、
他の男に抱かれる姿を想像すると嫉妬に狂うし、
ノンケの男だから、いつ女に流れるかわからんし(^^;
これはしんどいよ、絶対。
フィクションだから成り立つハッピーハンドだよな~って
思ったりしました。
けど、まぁラブラブENDだったんで良かったですが(^^)
あと、SILVA先生が描く乳首がお気に入りました。
きれいな良い乳首なんです。
乳首です!って主張してないのに、
ちんまりとぷっくりそこにある乳首のエロいこと。
こういう名脇役ポジの乳首が一番エロくて好きです。