しろくまBL部

腐女子のBL覚書

部長のひとり言『我が愛猫 永眠』

17年と8か月、

一緒に過ごした愛猫・シロが昨日、永眠しました。

 

飼い主に似るじゃないですが、

内弁慶で外が苦手で、家族以外の人が苦手で、

病院が嫌いで、爪切りが嫌いで(笑)

抱っこも好きじゃなくて、

すぐに下ろせー!とバタバタする子だったけど、

とっても賢くて、お腹を撫でられるのが大好きで、

日向ぼっこも大好きで、庭のお散歩も大好きで(^^)

 

いっぱいいっぱい楽しいこと笑ったことがありました。

この子がいたおかげでどんなに癒されたことか。

家族みんなが、

この子の話でワイワイとしゃべって笑ってケンカして一つになれた。

ただいまーと言う前に、帰って来た家族の第一声はだいたい、

”今日はシロどうやった?”

カリカリ食べて~、ちゅーる食べて~寝てた”

って、いつもの会話(^^)

 

ありがとうシロ。

シロのおかげで毎日毎日がとてもとても楽しかった。

シロはどうだっただろ?

うちの家で猫生を満喫できた?楽しかった?嬉しかった?

シロの安らかな寝顔を見ながら、

この子も楽しんで、猫生を謳歌して、

自分の寿命をしっかり生き切って旅立っていったと思いたい。

 

うちの家族と出会ってくれてありがとう。

17年、一緒に生きてくれてありがとう。

たくさんの喜びと幸せをくれてありがとう。

シロがいてくれて本当に楽しかったよ。

 

今はまだ寂しさと喪失感に包まれてしまっていて、

何かをする気力を湧かせることができないため、

今日この日で、一旦「しろくまBL部」を休部いたします。

また時が経って、心が元気になって、

笑ってシロのことを話せる時が来るまでブログはお休み。

 

でもやめないからね。

だって、シロだけが知ってるんだから。

わたしがこのブログをやってること(^^)

シロとわたしの秘密のブログ。

また書くからね、シロ。

 

これまで、このつたないブログに足を運んでくださった方。

ありがたいことに読者になってくださった方。

★マークをつけてくださった方。

その他、訪問してくださったたくさんの方々。

星の数ほどあるブログの中から、

しろくまBL部」に来て下さって、

ほんとうにありがとうございます。

 

皆さまのおかげでわたしは日々、

”こんなに楽しい事はない!” と思いながらのブログ活動でした。

みなさんと出会えたこと、ほんとうに感謝しております。

またいつの日か、

再びお会いできたら嬉しいなと思っております(^^)

 

皆さま、ありがとうございました。

そして、シロ。ありがとうね。

 

 

 

 

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『我慢なんておよしなさい』(作者:くれの又秋)

 我慢なんておよしなさい  我慢なんておよしなさい

デザイナーの四十住征二郎(あいずみせいじろう)は、電車で出会った
高校生の桜木良(さくらぎりょう)の料理の味に惚れ「飯バイト」を
してくれるよう頼み込む。その後、同じマンションだったこともあり、
良は週に二回ご飯を作りに来てくれるようになった。一回り年の差が
あるけれど、新妻のように料理を作って帰りを待っていてくれる良が
可愛くて仕方なく、ツボを突かれまくった四十住は「いつか犯って
しまうかも…!?」と危機感を覚えてしまい…?

 

BLに限ったことではないのかもしれませんが、

珍しい苗字のキャラ登場しすぎ問題ありませんか?

今作も四十住さんです。

名と合わせると六文字て。けっこうゴツい文字数よ(笑)

しかも「よそずみ」じゃなくて「あいずみ」です。

フリガナふってないと読めんし(^^;

作品とは関係ないけど、四十あったら五十もあって、

「五十住(いそずみ)」って読むんですね。

「六十住」もあったりするんだろうか?

 

他にもBLでちょこちょこ目にするのが、

小鳥が遊ぶで「小鳥遊(たかなし)」さん。

BLのおかげで読めるようになりました(^^)

「高階(たかしな)」さんとかね。

あと「百目鬼(どうめき)」もね。

『囀る~』のおかげで完璧にインプットされた苗字になりましたけど、

知らなかったら絶対読めませんよ。

「百の目に鬼」ですよ。なぜに「どうめき」(^^;

凝った名前もインパクトありますけど、

なんて読むんだったっけ?とページ戻ったりすることが多々あり(^^;

 

片割れが難読苗字だと、

もう片方はめっちゃわかりやすかったりするのもあるあるですよね(^^)

百目鬼」に対して「矢代」さんだったり。

バランスばっちりです!

 

今作は四十住さんに対して桜木くんです。イイね♪

桜木良くん。文字数、四十住さんの半分です。イイね♪

そして良くんはDKです。イイね♪

しかも、めーっちゃイイ子。

働きに出ているお母さんの代わりに2人の小さい弟たちの面倒を見てる。

ご飯食べさして、お弁当作って。

で、自分は学校行ってバイト行って。

お疲れモードの良くんは帰りの電車で立ち寝をしてしまいます。

しかも、ほどよい弾力のある四十住さんの胸板を枕にして(^^)

 

完全に寝入って、

まったく起きない良くんを放っておくことができず、

自分の家に連れ帰った四十住さん。

この時すでに良くんの可愛さにやられていましたが、

大人たるもの理性を保つべし!で手は出しませんでしたが、

料理の上手な良くんに週2で「飯バイト」をお願いしました。

 

バイト代を出しているとはいえ、

体のいい ”通い妻” じゃね?と思いましたが(笑)、

ま、ま、そこは、

良くんが機嫌よく楽し気に通って来てくれてるんで、

良しとしましょうよという感じです(^^;

 

設定では、四十住さんも良くんも、

別に「男が好き」というわけではない感じなんです。

四十住さんは最近まで女性を切らしたことがないモテ男で、

良くんはまだ童貞で女の人を知らなくて。

だけど四十住さんは、

やたら良くんのことを可愛い可愛い言うし、

スキンシップでほっぺにチューするし

もともとソッチの気があるんかな?と思ったり、

良くんは良くんで、

”四十住さんみたいな兄貴がいたら、

俺、絶対兄ちゃん子になってたよ” なんて頬を桃色にして言うし、

料理作るにとどまらず、

四十住さんの髪をドライヤーしてあげたりして

兄貴慕う系のソッチ側か?と思ったり。

とにかく ”2人の2人による2人だけの世界” が広がっていました。

 

邪魔する者は誰もいない。

良くん16歳、四十住さん32歳。

一回り違う2人の世界。

少々の思い違いはありましたけど、

トラブル・拗らせ、特になし!

2人の ”甘くてラブい” やり取りがありました(^^)

 

しかし良くん16歳の未成年ですから、

そこら辺のコンプライアンスの遵守は、

四十住さん、しっかりしておられました。

良くんが卒業するまではHしません!と。

ちょっと危うい時もありましたけど、

なんとか持ちこたえておられました(^^;

 

卒業後の待ちに待ってのHは良かったですぅ~♪♪♪

そんなにページ数もなくてエロくもないのになぜかエロいというね。

なんというか自然な、無理のないエロと言いましょうか。

しかし欲望を素直にさらけ出しているエロで、

好きだわ…♪と思いました(^^)

 

ちょうど最近、

くれの又秋先生の新刊で続巻の『手中に落としていいですか』の

3巻4巻が発売されました。おめでとうございます!

こちらもとてもおもしろそうなので読んでみたいですね~。

 

 

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部長のひとり言『我が愛猫』

一昨日感想しました『Attachment Love』にて、

ホームレスの男性が猫を飼っていて、

お金がないので弱っている猫ちゃんを病院に連れていけず、

結局死なせてしまったというなんとも悲しいシーンがありました。

 

わたくしも何を隠そう猫バカでございまして、

人間でいうなら80歳超のおじいちゃん猫を飼っております。

そして、約2ヶ月前から体調を崩しておりまして、

毎日、動物病院へ通院しています。

 

  証明写真のような我が愛猫…(^^;

 

これまで大きなケガも病気もなく、

1年に1回の予防接種に連れて行くぐらいしか

病院とは縁がなかったのに、

今では毎日キャリーケースに入れられ、車に揺られ、

着いた先では診察台でお注射されという、

非常にストレスを感じているであろう日々を過ごしています。

 

それで思いました。

やはり「動物を飼う」にはお金がかかると。

ホームレスではとても無理!

低所得女子のわたくしではありますが、

それでも毎月きちんと入って来るお金があるから

予防接種も受けさせることができるし、

今みたいに病気になっても治療してもらうことができる。

お薬だって病気用のごはんだって与えることができる。

 

かわいい~♪ってだけでは動物は飼えないんですよね。

『Attachment Love』のホームレスのおっちゃんにとって、

一緒に暮らしていた猫ちゃんは癒しであったと思います。

しかしお金がないために、

弱りゆくその猫ちゃんを病院に連れてくことができなかった。

だから盗みを働いちゃうおっちゃんは絶対あかん!ですけども、

弱っていくその子に ”何もしてあげられない” というのが、

一番辛かっただろうと思いました。

 

なんか世知辛い話になっちゃいますが(^^;、

人間も動物も ”健康に生きるためにはお金が必要” なんだなと。

 

よって、わたしのお給料はすべて ”君” に捧げるよ(^^)

不思議なもので、家族にこれ買ってって言われたら

そんなんもったいない!って言うのに、

うちの猫ちゃんに使うのは、

これっぽっちももったいないと思わないのね(笑)

 

 

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『Attachment Love』(作者:松基羊)

 Attachment Love  Attachment Love

交番勤務の警察官・樋山(ひやま)は、ある晩、露出狂(未遂)の大学生・
岡崎を補導する。人に見られたいという特殊な性癖を持っているが、
それを上手く発散できずついこんなことをしようと…という純真そう
な岡崎を放っておけず、つい「俺でよければ付き合ってやろか?」と
声をかけてしまった樋山。それから、誰にもヒミツの歪なホテル密会
の日々が始まりーー!?

 

たぶんわたしだけだと思いますが、

表紙に大きく描かれた男性・警察官の樋山さんが、

にやま先生の『そんなに言うなら抱いてやる』の

表屋ヒカル(ヒカルン)に見えて仕方ないんです。

違うってわかってんのに ”えっ!?” って毎回二度見しちゃう(^^;

めっちゃ似てんな~と毎回思ってるんです。

 

すごくPOPな表紙なので、

明るい、それこそPOPなノリの物語かな?と思いきや、

なかなかにシリアスなトラウマ重めのお話でございました。

 

変態始まりでスタートしたので、

どんな性癖を見せてくれるのかと、

わたしの変態心がムクムクと湧きたちましたが、

え~まったく変態性は無かったです(^^;

 

子どもの頃、助けてくれた警察官の樋山さんが大好きになって、

大学生になった今でも樋山さんへの想いを胸に秘める岡崎くん。

もう一生会えないと思っていた想い人・樋山さんが、

近くの交番に勤務していることがわかった岡崎くんは、

なんとか樋山さんとお近づきになりたくて、

手っ取り早い方法を思いつきました。

”そうだ!捕まろう!”

”樋山さんに逮捕されればいいんだ!” と。

 

逮捕or補導される方法をググった岡崎くんが選択したのは、

「露出狂」

全裸でコートを羽織って、

人が近づいてきたら ”ガバァーッ!” とチ〇コオープンのあれです(^^;

いやいや、もっと他に安全な?というか、

軽い感じのやつあるんじゃないの?と思ったりもしましたが、

それに決めちゃったからしゃ~なしです(^^;

 

案の定 ”不審者がいます!” と通報があって、

現場に駆け付けた樋山さん。

ボロンとデカチ〇丸出しの岡崎くんを交番に連行しました。

岡崎くんのきっかけ作り大成功~(≧▽≦)ノ

 

”憶えてますか?俺の事?” とたずねる岡崎くんに、

”まったく憶えてない” と樋山さんの冷たい返事。

シュン⤵としょげる岡崎くんでしたが、

そんなことよりも露出狂の癖を何とかしないと!と、

心配する樋山さんから願ったり叶ったりの提案がきました。

逮捕も補導もしないけど、

チ〇コボロンを人前で二度としないように、

”君が自慰するところを僕が目の前で見ていてあげる” と(^^;

思わず ”ありがとうございます!” と、

樋山さんを抱きしめた岡崎くん。

 

ラブホの一室にて、

”見ててください、俺がするところ…” と、

全裸で気持ち良さそうにオ〇ニーする岡崎くんを見守る樋山さんという、

なんともシュールでおかしな光景が広がっていました(笑)

しかし、当人たちはいたって真面目ですからね(^^;

 

毎週のようにこの行為をすることになった2人。

”俺のオ〇ニーを大好きな樋山さんが見ている!”

岡崎くんは昂る気持ちが抑えきれず、

”好きです!” と告ってしまいました。

しかし、

”何をバカなこと言ってんだ!” と岡崎くんを突き放す樋山さん。

樋山さん好き好き♪のワンコ系露出狂大学生・岡崎くんの恋は、

一筋縄ではいかないものだったんです。

 

この前半までは、ふふっと笑えたりする場面もあったんですが、

樋山さんのトラウマが暴かれていく後半がシリアス路線に変化。

 

交番勤務の樋山さんは、

昔々は刑事部に所属していて、

バリバリに捜査活動をする刑事さんでしたが、

窃盗罪で捕まえたホームレスの男性に逆恨みされ、

刺されそうになるという事件を起こしました。

樋山さんは完全に被害者なんですが、

このホームレスの男性が窃盗の罪を起こすに至った過程が

なんとも切なくて悲しくて…。

この時もう少し真摯に彼と向き合っていたら

こんなことにはならなかったかもしれない…と、

罪の意識にさいなまれることに。

自ら降格を願い出て、現在の交番勤務に至ります。

 

失語症を患っていたこのホームレスの男性、

1匹の猫ちゃんと一緒にダンボールハウスで暮らしていたんですが、

ある日猫ちゃんが弱ってぐったりしていることに気づきました。

病院に連れて行きたいけれどお金が無い。

悩みに悩んで盗みを働いてしまいました。

事情聴取を受けている間にも猫ちゃんは弱っていきます。

男性は一生懸命説明しようとしていましたが、

この時の樋山さんは聞く耳持たずの冷酷無比で…。

結局、釈放された男性でしたが、

戻った頃には猫ちゃんは亡くなっていて…。

これを恨んでの樋山さん刺殺未遂により男性は服役刑に。

 

そして、樋山さんはこの男性の出所をずーっと待っていたんです。

あの時の事を謝罪したくて。

そんなことで…と思ってしまいますが、

樋山さんにとっては、

この出来事が心に残るトラウマとなっていたんです。

 

岡崎くんの露出狂と樋山さんのトラウマと、

これといって関連性なくない!?と、

読みの浅いわたしは思ってしまいました(^^;

物語的には、

露出狂で捕まった岡崎くんのピュアな(?)優しさと明るさと一途な想いが、

樋山さんの心のトラウマを癒していくという流れでした。

 

猫好きのわたしとしましては、

ホームレスのおっちゃんが飼ってた猫ちゃんを

なんとか助けて欲しかったなという思いが強く残りましたが(^^;、

2人の幸せなハピエンで終わっていました。

ホームレスのおっちゃんも、

出所してきましたが認知症を発症していてそのまま老人ホームへ。

もちろん樋山さんのことも憶えていませんが、

ちょくちょく訪ねてくる樋山さんを、

警察官の息子だとみんなに自慢している風な感じで、

樋山さんの贖罪の日々が報われたような雰囲気だったので、

おっちゃんと樋山さんに、なんか優しい繋がりみたいなのが見えて、

ホッとした気持ちになりました(^^)

 

「露出狂」という始まりのインパクトがデカかっただけに、

その後の展開に期待しすぎて、

若干肩透かしを食らった感もありますが(^^;、

トラウマも消えてみんなが幸せになったので、

良かった良かったの1冊でございました。

 

 

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『上手に待てができるかな』(作者:内海ロング)

 上手に待てができるかな  上手に待てができるかな

大学生の実(みのる)は通学途中に小さな洋館の窓辺にたたずむ美青年を
見かけて一目惚れした。半年後、ふとしたきっかけで洋館に招かれた
実は憧れの美青年・利嗣(としつぐ)と急接近。誘われてベッドを共に
するが、翌朝、実が未成年だと知った利嗣から「一か月後の二十歳の
誕生日までおあずけ」と告げられて!?

 

カワイイーーーー♪ヾ(≧▽≦)ノ

またもやですけど、この言葉しか出てこないです(笑)

めっちゃかわいい尻尾ブンブン丸の大型犬がいました。

レトリバー系かな?

ふんすふんすと匂いを嗅ぎながら、

フンガフンガと鼻先を擦りつけながら、

ニワ~ンと満面の笑みでこちらを見つめるワンコ=実くんに、

胸、きゅわわわわぁ~~~ん♪(*´ω`*)

うちにも欲しい!こんなワンコ!

 

こんなにかわいいワンコ系大学生・実くんなんですけど、

脱いだらスゴイんです!

元水泳部ってことでめちゃくちゃイイ体してます。

ジャニーズでも(あっ今はジャニーズって言わないのか…)、

K-POPのアイドルでも、

童顔でかわいい顔してるのに、

脱いだら ”ムキムキ” っていうギャップにときめいたりするんですが、

実くんもまさにそれで、

海水浴に行く場面があって、

ひと泳ぎして海から上がるシーンがあるんですけど、

諸々良い肉体をさらけ出されていまして、

ガン見どころか、しばらく目が離せませんでした(^^;

この身体に抱かれている利嗣さんがうらやましいと

かなりマジに思ってしまいました(^^;

 

肉体派攻めキャラで印象に残るのは、

『囀る鳥は羽ばたかない』の百目鬼なんですが、

百目鬼も元警官で190cmのかわいい大型ワンコですけども、

それに次ぐ肉体派ワンコ攻めに、実くん堂々のランクインです!

 

終盤、ちょっとだけすれ違うんですけども、

おおむね両想いのお二人さんで、

イチャエロは多くないものの、

不安要素なく安心して読める作品でした(^^)

 

物憂げに窓辺にたたずむ深窓の令嬢(?)に恋をした実くん。

なんとかお近づきになれないものかとバイト中に思案してたら、

なんとお買い物に来店された、そのご令嬢。

ぬおーーー!!!とド緊張で相対したそのお方は、

アンニュイな雰囲気をまとった高嶺の花・利嗣さん(男)です。

ご令嬢といっても間違いじゃないぐらいの美人さん。

自分の身の回りの事が何にもできない超ぶきっちょな利嗣さんに、

実くんは思わず ”何でもお世話します!” と言っちゃって。

 

利嗣さんのお家に招かれた実くんはさっそく色々お手伝い。

そしたらそのお礼にってことで、

いささか展開早ぇな…(^^;と思いましたが、

利嗣さんの騎乗位Hでさっそくセッ〇スに至った2人。

もうこれでオールOKじゃん♪と思いましたが、

それでは開始20ページで物語が終わってしまうので、

ちゃんと課題が与えられておりました。

 

実くんは19歳の大学生でまだ未成年でした(この時は…^^;)。

”好き同士の本気のHは二十歳になってから♪”

と、利嗣さんに ”待て” を言い渡された実くん。

二十歳になるまで一ヶ月。

さぁ実くん。イイ子で待てができるかな?というお話です(^^)

 

ハッハッハッっと舌を出して、

飼い主から待てを言い渡されているワンコの図を思い浮かべた方。

正解です。お話の筋はだいたいそんな感じです(笑)

ひたらすら ”待つ” かわいい攻めワンコと、

おちゃめな儚げ美人受けを愛でる作品でございました(^^)

あえて言うなら、

実くんが二十歳になって ”晴れてちゃんとできます!” のHが、

もうちょっと濃厚でもうちょっとページ多かったらよかったなぁ~

という感じでしょうか(^^)

 

しかしとってもかわいい作品で、

脇役で出て来る咲ちゃんという5才の女の子がこれまたかわいくて、

”利ちゃんのお嫁さんになるぅー” って言って、

実くんとライバル関係になる良いキャラなんです。

この咲ちゃんといい、

咲ちゃんのお父さんや実くんのお友達など、

悪い人が誰もいないという、イイ人オンリーの良作でした(^ω^)

 

 

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