しろくまBL部

腐女子のBL覚書

感涙系

『いびつなボクらのカタチ(上・下)』(作者:見多ほむろ)

7年付き合った彼氏に、置手紙一つでふられたピアノ教師の佑真(ゆうま)。自暴自棄になり行きずりの男と身体を重ねた翌朝、母親が怪我をしたという報せが入る。慌てて実家に帰ると、そこには見知らぬ男・伊吹(いぶき)が!! 偶然、町で出会った母を気にかけてく…

『ここはやさしい庭』(作者:エンゾウ)

愛を知らず、家族も居場所もなかった男。ヒモ同然の生活で、女絡みのリンチを受け、気づくと見知らぬ男に介抱されていた。「兄ちゃんに心配かけるなよ、護(まもる)」。薫(かおる)と名乗る男は、なぜか自分を死んでしまった弟の護だと思い込んでいるらしい!?…

『泣きっ面にハグ』(作者:黒田くろた)

不破まさき(ふわまさき)は極度のあがり症。いつも人と必要以上に距離を取ってしまう自分を変えたいと思うのに、どうしたらいいのかわからないでいた。そんなある日、医学生の宮塚たけると知り合い、あがり症克服のためのトレーニングをすることに。まずは「…

『ハツコイノオト』(作者:あめきり)

恋を知らない高校生・笑也(しょうや)はインターネットで、同性相手への切ない恋心を綴った日記を見つける。載せられていた写真から、日記の書き手が同じクラスの一匹狼・燕(つばめ)らしいと知った笑也。さらに、彼の想い人が自身の友人・龍(りゅう)ではない…

部長のひとり言『赤と白とロイヤルブルー』

映画『赤と白とロイヤルブルー』、やっと観ましたー(^^)/ ケイシー・マクイストンの同名ベストセラー小説を映画化した作品。 ”王道ロマコメBL” でとってもおもしろかったです♪ アメリカ初の女性大統領の息子アレックスと、 イギリス王室の次男ヘンリー王子…

『狐のよすが』(作者:ミナヅキアキラ)

食い食われ、他者の命をよすが(縁)に生きる。森で暮らす狐の九重(ここのえ)は、ある日、巣から落ちた鷹の赤児を拾う。非常食にしようと持ち帰り、食い応えが出るまで餌を与えることにしたが、「とーさん」と呼び一心に慕ってくる子を食べることができず、九…

『食べないの?おおかみさん』(作者:小石川あお)

生贄として森に捨てられた人間の子ども・太郎。森の奥に住む狼のウルは、痩せた人間は美味しくないと言い、太郎に美味しいご飯を食べさせ、きれいな洋服を着せ、怪我の一つもしないように、大切に大切に育ててくれた。大きくなったら大好きなウルに美味しく…

『ご主人さまとけだま』(作者:小石川あお)

ひとり暮らしのサラリーマン・千草(ちぐさ)が子猫だと思って拾った薄汚れた毛玉。綺麗にして、ご飯を食べさせ、あたためて寝た翌朝ー部屋には白くて長い髪に着物、猫耳と尻尾が生えている見知らぬ青年がいた。千草を「ご主人」と呼び、懸命に仕えようとする…

『生贄のお勤めは、』(作者:博士)

蛍(けい)の暮らす限界集落では10年に一度、生贄を犬神様に差し出す代わりに村は守られ繁栄するという犬神教が信じられていた。村は過疎化が進み、唯一の若者となった蛍は村を守るため生贄として犬神様のもとへ出向くことを決意する。しかし、犬神様は都内某…

『むせび鳴け、純情』(作者:松基羊)

恋しゃちゃいけない人を好きになってしまった。バーの店員・幸(ゆき)には誰にも言えない秘密が…。それは獣人であること。そんな彼が恋をした相手はバーの常連で獣人狩りを生業にするオレ様男・後醍(ごだい)。獣人だとバレたらこの恋も彼を見る事すらできなく…

『キミに言えないことがある』(作者:もふもふ枝子)

「 」そのたった3文字が言えなくて…。しっかり者の恭介(きょうすけ)×おっとりした佳純(かすみ)。二人は表向きは幼馴染み。だけど、決して口にしてはいけない胸に秘めた想いがあって…。 後半、怒涛に泣きました。 幼い頃にインプットされた固定観念にとらわ…

『4月の東京は…下』(作者:ハル)

14歳の春に出会い、15歳の夏に離れ離れになった蓮と和真は、10年ぶりに再会した。お互いが初恋の相手にもかかわらず、本当の気持ちを伝えることができないふたりは、思いを隠したままセフレとしての関係を選び、溺れるように時間と体を重ねる。やっとふたり…

『4月の東京は…上』(作者:ハル)

新入社員としてアメリカから東京に戻ってきた和真(かずま)は、会社で中学時代のクラスメイトで、今はトップデザイナーとして活躍している蓮(れん)と再会する。中学3年の夏の突然の別れ以来、10年ぶりの再会だった。親友で初恋の人で、初めての相手、それが…

『マザーズ スピリット1・2』(作者:エンゾウ)

【1巻】理事長に留学生の世話を命じられた大学職員・稜一郎(りょういちろう)。なんと留学生・カルタカは、言葉も通じない未開の地に住むネイティブ一族の戦士で超美貌の持ち主だが、スマホやテレビ、果ては水洗トイレを恐れる彼に稜一郎はうんざり…。だが、…

『チキンハートセレナーデ』(作者:大島かもめ)

セフレとして気軽な付き合いをしていた倉橋駿斗(くらはしはやと)と松根央倫(まつねひろみち)。ある日、倉橋が勤める呉服店にお得意様と一緒に松根が訪ねてくる。普段、倉橋に見せる顔とは全く違う愛想のいい松根をからかっていたが、お得意様が彼のお見合い…

『となりのメタラーさん』(作者:マミタ)

貧乏大学院生の遣斗(けんと)は、大雪の日に家で凍死しかけたところを隣人の壮志(そうし)に助けられる。真っ黒な服を身に纏い、無口で強面な見た目は近寄りがたいけれど、表情を隠すように伸ばした髪からのぞく瞳は、何かを訴えるように揺れている。その日か…

『皇帝と怪物』(作者:akabeko)

「俺はこの国の初代皇帝、ウトサだ」幼帝タオが過ごす宮廷の地下には、開かずの霊廟があり”怪物が眠る”と噂されていた。生まれてからずっと宰相の傀儡(くぐつ)として過ごしてきたタオは、国の実権を握ることも叶わず、宰相の目論みで頼りにしてきた友人すら…

『予約は金曜日に』(作者:かみしまあきら)

ある金曜日の夜、伊戸田(いどた)は会社の後輩・加瀬部(かせべ)が複数の男と廃墟ビルへ入っていくのを目撃する。後を追うと、そこには普段の真面目で大人しい彼からは想像もつかない、快楽に身を委ね淫らに喘ぐ後輩の姿があった。その衝撃的な光景はいつまで…

『たとえばこんな恋のはなし』(作者:波真田かもめ)

「男」が好きな「男」に恋しなきゃ…。高校時代の失恋からノンケに恋しちゃいけないと、恋愛自体を諦めていた明良(あきら)。趣味の料理ブログにある日、「料理が上手なのはホモだからですか?」という失礼なコメントがつく。犯人は九州で働く真面目でまっすぐ…

『やたもも2・3』(作者:はらだ)

【2巻】「ろくでもない」が「いとしい」になってからー。一人暮らしを始めたモモの薄壁安アパートの部屋、おはようからおやすみまで盛りっぱなしな八田ちゃんのせいで騒音に迷惑して壁ドン(ときめかない方)を繰り出してくる小説家志望の隣人・栗田(くりた)…

『嫌い、大嫌い、愛してる。』(作者:ARUKU)

寂れた地方都市でつましく暮らす作業員の奏(かなで)。東京から赴任してきたエリート所長の凍月(いでづき)。対照的な二人の男が出会い、脅し脅されるうちに心と身体が深く絡み合ってゆく。2か月後、奏が意識不明の重体で発見されるまで…。ドクズ男と無垢男、…

『後悔先に勃ちまくり!?』(作者:南志都)

フリーターの足立(あだち)は、路地裏で倒れる汚いおっさんを見かける。面倒事を避けるようにその男の横を通り過ぎようとしたとき、突然足を掴まれ、行く手を阻まれてしまう。だが、その路地の先では交通事故が発生!偶然、命拾いすることになった足立は、命…

『なかないひばり』(作者:ミナヅキアキラ)

どうして俺を恨まないんだ どうして俺のことが好きなんだお前の気持ちを知りながら気付かないふりをしている。新進気鋭の写真家である清澄(きよすみ)は、亡き親友の弟のひばりと2人で暮らしている。仕事仲間でもあった親友の死に責任を感じ、ひばりを引き取…

『ひだまりが聴こえるーリミット2・3-』(作者:文乃ゆき)

自分のやりたいことを見つけ社会人になった太一と、学生生活を送る航平の新生活がスタート。そんな中、航平から「距離を置きたい」と突然告げられ…。リミット編、いよいよ完結。 太一と航平とじーちゃんと、3人の涙にやられました。 よかったです、太一と航…

『リスタートはおなかをすかせて』(作者:ココミ)

この関係に名前を。紆余曲折を経て両想いとなった光臣と大和。でも俺たちって友達?恋人?それとも…。 引き続きましての感涙系『リスタートは~』の続編です。 前作以上に感動の涙が溢れました。 ”この人と家族になりたい” と、 正直な想いを伝え合う大和と…

『リスタートはただいまのあとで』(作者:ココミ)

何もない片田舎で生まれ育ち、高校入学を機に上京した充臣(みつおみ)は、会社をクビに実に10年ぶりに帰郷した。昔と何一つ変わらない田舎町。しかし、昔と違っていたのは、近所のじいちゃんの家に養子として迎えられた同い年の大和(やまと)との出会いだった…

『ダズリン スマイリードッグ』(作者:酒渼ゆづ子)

会社員の宗一(そういち)は、うちに棲みついた大型わんこ・楽(がく)に日々振り回されていた。楽はニートの上に、うるさくて家事力ゼロのどうしようもない奴。でも何か放っとけなくて、宗一はこの生活を心地よく感じ始めていた。ところがある日楽に「宗ちゃん…

『まことしやかに舞う花は』(作者:束原さき)

この気持ちは誰にも知られてはならない。だからせめてお前を想って踊ろう。昭和16年。留学帰りの御曹司・颯太朗(そうたろう)には、ずっと気がかりだったことがあった。それは、子どもの頃、幼なじみで踊り手の春臣(はるおみ)に「お前の踊りなんか嫌いだ」と…

『きっと、幸せな結末』(作者:麻生ミツ晃)

親に殺されるはずだった自分は、生まれた時に一生分の幸運を使い果たしたのだろくでもない男ばかりに引っかかるバーテンダーのすみれは、幸せを諦めて生きている。親とも疎遠で、寂しさにも慣れているはずだった。けれど遠い親戚の大学生・佑真(ゆうしん)と…

『雛鳥は汐風にまどろむ』(作者:南月ゆう)

事故で両親と姉を亡くし、小学生の甥・歩(あゆむ)を引き取った勇一。海の見える街に引っ越して、二人きりで始める新生活。そこで出会ったのは、総菜屋を営む陵(りょう)。同い年なのに自分の店を持ち、ご近所から慕われる人気者だ。すっかり常連となったある…