しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『よるとあさの歌』(作者:はらだ)

女にモテたくて仲間とバンドを始めた朝一(あさいち)。そんな朝一がボーカルを担当している弱小バンドにサポメンで入ってきたヨル。ライブ後のちょっとした「お遊び」の時に起こった一度のアヤマチ。それをきっかけに、ヨルは朝一への想いを明らかにしていく…

『ひかりみたいにまたたいて』(作者:さはら鋏)

大学に入ったばかりの颯真(そうま)は、映画研究会の上映会で、ある作品に心を奪われる。監督をした智美(ともみ)が、今は映画を撮っていないと知り、颯真は彼に、自分が監督する映画の撮影を担当してくれないかと声をかける。酔っていた智美は、代償として颯…

『発情トーキングマシン330』(作者:りーるー)

お笑いトリオ「三角屋敷」のボケ・松尾(まつお)は、メンバーのモーを喪い自暴自棄になっていた。もうひとりのメンバーでツッコミの椎葉(しいば)は再びコンビを組もうと誘うが、常にオトコがいないとダメな松尾に”サオ役”とモーの役割の両方を果たすのが条件…

部長のひとり言『勝手に出版社ランキング!』

こうやってBLをたくさん読んでいますと、 好きな出版社というのが自然と出てきます。 今、ざっと700冊ほどBLあるんですが、 いちばん買ってる出版社BEST5は、 1位:竹書房さん 2位:海王社さん 3位:大洋図書さん 4位:新書館さん 5位:リブレさん…

『囀る鳥は羽ばたかない8』(作者:ヨネダコウ)

四年ぶりに再会した矢代と百目鬼だが、カタギに戻っているとばかり思っていた百目鬼は、組長である綱川(つなかわ)の信頼を得て、桜一家の構成員になっていた。矢代に従順だった百目鬼は過去に消え、今では桜一家でも一目置かれる存在だ。偶然にも、共に手形…

『ジョーク・スタート・ルームメイト』(作者:くらのね吉)

出会って10年、ルームシェア歴1年、野間(のま)と相良(さがら)は互いにゲイで、気心知れた友人同士。はじめは野間が彼氏を見つけて部屋を出て行くまでの期間限定だったが一向に彼氏はできず、相良との生活も気楽なため、出ていく気力を失いつつある。このまま…

部長のひとり言『WBC観戦中』

昨日、『善次くんお借りします』という 野球系BLの感想を書きましたが、 ちょうどタイムリーにWBCの熱戦真っ最中です! 『善次くん~』みたいに甘々ではなく、 連日連夜の胸アツ展開でした!(^^) しかし、選手たちがベンチでキャキャ♪と 楽しそうにイチ…

『善次くんお借りします1』(作者:玉川しぇんな)

両親を亡くし、野球好きの祖父と二人暮らしの高校生・善次(ぜんじ)は、顔を見ただけでその人の不調部位がわかるという特技を持っている。けれど同時に、野球部のエースだった父のようになれず大好きな祖父の期待に応えることができないこと、貧弱で女っぽい…

『一帖とはんぶん』(作者:東藤ながる)

人気作家・穴熊収一(あなぐましゅういち)。硬派かつ重厚な推理劇を描き出し、出すもの全てベストセラー。次々メディアミックスされるミステリー界の新星。だけど、私生活は全くの謎。そんな穴熊の指名を受け、腕も顔もいいが性格はやたらと荒い敏腕編集獅子…

『初恋が牙をむく』(作者:英数字)

弟と二人暮らしの家田晃生(いえだあきお)には、忘れられない人がいる。高校時代の同級生の嵯峨(さが)だ。高校生の時に晃生は嵯峨とのキスを弟に見られてしまう。罪悪感か晃生は嵯峨を遠ざけ、そのまま疎遠になった。だが、それから十年以上経ったある日、嵯…

『アダルトアテンダント』(作者:中川カネ子)

騙されて背負った借金1500万。ヤクザにゲイビに出て体を売るよう迫られていた由利(ゆり)を助けてくれたのは、人気俳優の八色音生(やいろねお)だ。高校三年間、同じクラスだったけれど、それだけだった。それなのに、どうして助けてくれるの?そう聞いた由利…

ドラマ『美しい彼 season2』

毎度毎度一足遅れですが、 バレンタインキス、ご覧になりましたでしょうか? ウフフ♪のムフフ♪で悶えましたよ~。 ”甘い” とつぶやく清居。 うほっっ♪ あまいよあまいよ~ヾ(≧▽≦)ノ 何回も見ちゃった♪ テヘペロ(笑) シーズン1でももれなく言えることでしたけ…

『裏方バディ!』(作者:波真田かもめ)

舞台大道具の設営会社の新入り・龍(りゅう)は、小柄で愛想はないが仕事は一流の先輩・伊織(いおり)に厳しくしごかれる日々を送っていた。そんなある日、ステージの陰で震える伊織を見つける。いつも強気で凛とした伊織のそんな様子に驚いた龍は、とっさに抱…

『となりの男』(作者:hagi)

一人でいるほうが楽だ。誰かに否定されることもない。ゲイであることを隠している須藤(すどう)は、最近、となりに引っ越してきた男・ユキが女と修羅場になっている場面を目撃する。せっかく見ないふりをしたのに、飄々とした態度のユキに流されて、彼を家に…

部長のひとり言『カウントダウン開始!』

いよいよ!いよいよ!明日3/1! 『囀る鳥は羽ばたかない 8』来るーーー!!!! こんなに明日が待ち遠しいなんて♪(^^) でも、好きなものは最後まで取っとく性格のわたくし。 ①何の用事もなく ②誰の邪魔もなく ③明日仕事休み この万全のコンディション調整をし、…

『アケミちゃん』(作者:丸木戸マキ)

前科持ちとなり、大学を中退した蒼介(そうすけ)は、金の無心をしに病院経営をする実家へ戻ってきた。そんな時、寂れた町の一角で、家業のスナック「アケミ」で働く元同級生の静雄(しずお)に再会する。女顔をからかい「アケミちゃん」と呼んでいた過去から苦…

『プリンス・ノワール』(作者:りーるー)

若くして徳江組(とくえぐみ)の二代目組長となった工(たくみ)は、襲名して早々事故に遭い、記憶が退行してしまう。それにより性への知識も真っさらになってしまったが、元より”オンナ”役も務めていた若頭・勝瀬(かつせ)が奉仕してやると苛立ちや寂しさを埋め…

『エゴイスト』(作者:高山真)

14歳で母を亡くした浩輔は、同性愛者である本当の自分の姿を押し殺しながら過ごした思春期を経て、しがらみのない東京で開放感に満ちた日々を送っていた。30代半ばにさしかかったある日、癌に冒された母と寄り添って暮らすパーソナルトレーナー、龍太と出会…

『ひだまりが聴こえるーリミット2・3-』(作者:文乃ゆき)

自分のやりたいことを見つけ社会人になった太一と、学生生活を送る航平の新生活がスタート。そんな中、航平から「距離を置きたい」と突然告げられ…。リミット編、いよいよ完結。 太一と航平とじーちゃんと、3人の涙にやられました。 よかったです、太一と航…

『ひだまりが聴こえるーリミット1-』(作者:文乃ゆき)

新章・リミット編では、自分のやりたいことを見つけ社会人になった太一と、学生生活を送る航平の新生活がスタート! 本編以上に番外編の『思い出の頃に』が印象深くて、 とても良かったです。 太一がまだ小さくて、おばあちゃんが生きていた頃のお話。 太一…

『ひだまりが聴こえるー幸福論-』(作者:文乃ゆき)

難聴のせいで周囲と距離を置くようになってしまった大学生の航平は、バカみたいに明るい性格の同級生・太一と出会い、少しずつ前向きに変わっていく。そして、いつしか太一に友達以上の感情を抱くようになった航平は、その想いを伝えーー。友達以上恋人未満…

『home』(作者:中村明日美子)

光と利人、二人が帰るところ。同級生だった二人が結婚して一緒に暮らすまでを収録したオムニバス作品集。 God of BLが帰ってきました。 草壁光と佐条利人が帰ってきました。Welcome homeです!(^^) いや~まさかね、彼らの続きが読めるとは!です。 『blanc…

部長のひとり言『日曜日の朝は…』

日曜の朝は決まって関口宏の「サンデーモーニング」を見ます。 見ますというか、音だけ流してる感じですが(^^; 昨日番組内で、 国会で論争している「LGBT法案」の特集をしていたんです。 その中で、2013年に同性婚について議論している ニュージーランド議会…

部長のひとり言『割れチョコ』

楽天の回し者でもなんでもないんですが、 楽天のポイントが割とすぐ貯まるんです。 で、割とすぐポイントの有効期限が迫るんです(^^; で、捨てるのもったいないから、 楽天市場で何か買おうってことになるんです。 で、スーパーセールとかやってるからまたす…

『センチメンタル・ロデオ』(作者:SILVA)

ゲイAVナンバーワン俳優・煌(コウ)は、自身にとって相棒のような存在のカメラマン・長瀬(ながせ)への伝えられない想いを心に秘めていた。煌はゲイで、長瀬はノンケ。その隔たりが煌にとってはもどかしく、胸が押し潰されそうな感情ばかりが積もっていく。…

『劣情PARADOX~番犬は夜、牙をむく~』(作者:SILVA)

情報屋を営む桐谷星児(きりやせいじ)の次なる標的は「とある特殊な情報」を抱える大物政治家の敏腕秘書・矢野博己(やのひろき)。依頼された情報を引き出すため、桐谷は矢野にセフレとして接近することに成功する。欲望だけの肉体関係を重ねていく中で、桐谷…

『ことのはころり』(作者:暮田マキネ)

【変化を望み、変化に苦しみ、変化はやがて、恋になる】大学進学を機に地方から上京した周(あまね)は、自身の方言にコンプレックスを抱くようになっていた。そんなある日、方言丸出しで話しているところを初対面の森谷志信(もりやしのぶ)に聞かれてしまう。…

部長のひとり言『好きな作家に沼る時期』

「ヨネダコウ読みたい熱」が時々訪れます。 『囀る鳥~』はもちろんですが、 『どうしても触れたくない』とかまた読んじゃった。 何て言ったら良いんでしょう? ヨネダコウ作品の「後引く切なさ」っていうのかしら? ハピエンでしたチャンチャン♪ってスッキ…

部長のひとり言『BLアワード2023・ノミネート』

もうそんな時期でしたっけ? 時の流れの早いこと早いこと(^^; 今年もやってまいりましたね、年に一度のBL祭典が! BLアワード2023!! ノミネート作品が出そろいました。 それぞれの部門のノミネート作品一覧を見るだけで 至福の時を過ごせるのはわたしだ…

『例えば雪が融け合うように』(作者:カサイウカ)

「……お帰り、久我」 帰ってこなくても仕方ない。諦めにも似た覚悟で待ち続ける充のもとに、久我は約束通り帰ってきた。事件の後始末を終え、改めてストリップ劇場・黄金座の従業員となった久我。そんな矢先、久々に黄金座を訪れたオーナーから今月をもっての…