しろくまBL部

腐女子のBL覚書

胸キュン系

『我慢なんておよしなさい』(作者:くれの又秋)

デザイナーの四十住征二郎(あいずみせいじろう)は、電車で出会った高校生の桜木良(さくらぎりょう)の料理の味に惚れ「飯バイト」をしてくれるよう頼み込む。その後、同じマンションだったこともあり、良は週に二回ご飯を作りに来てくれるようになった。一回…

『ひねもすのたり君と僕』(作者:木下けい子)

長屋のお隣同士で暮らす幼なじみの尚之(なおゆき)に、ずっと片想いをしている洋(よう)。けれど、情が深くて世話焼きな尚之が惚れるのは、しっかり者の洋とは真逆のダメ男ばかり!! 俺ならなおちゃんを幸せにするのに…。隣で歯がゆく見守ることしかできなくて!…

『センチメンタル・ダーリン』(作者:悠ちとせ)

『センチメンタル・ダーリン』大学四年の亮輔(りょうすけ)と駿(しゅん)は付き合い始めて五年目。一緒にいられる毎日が幸せで順風満帆…だったのだが、最近はえっちしても「おつかれ」と塩対応。やっぱり二人の時間は大切にしたい!もっといちゃつきたい!と亮…

『それを恋心と呼ぶのなら』(作者:市川けい)

入試で見かけた天使は、泰誠(たいせい)の超ドストライクの好みの顔。思わずふらふらと近づきその場でそのまま「好きです!」と告白。しかしなんとそいつは男だった!! 入学前からゲイ疑惑、入学したらそいつも入学していて犬猿の仲。でもやっぱり顔が好きで、…

『俺が好きなど嗤わせる 上・下』(作者:里つばめ)

【上巻】飲み過ぎた夜、目覚めた梶(かじ)の上で、同期で普段はクールな神谷(かみや)がシャツを羽織っただけの姿で腰を振っていた。しかも、どういうつもりか尋ねると「セフレと切れて溜まってただけだ」とうそぶく。その日から、梶の中に神谷への好奇心と執…

『ねぇ、おんなのこにしてあげる』(作者:マミタ)

旅行代理店の店長として忙しく働く真鍋 白(まなべ しろ)は、土曜の夜の3時間だけ、女装クラブのキャスト「ましろ」になり日々のストレスを発散していた。ある日、いつも自分を見下してくるハイスペックで嫌味な部下・青天目 玄(なばため くろ)が偶然店を訪…

『ハツコイノオト』(作者:あめきり)

恋を知らない高校生・笑也(しょうや)はインターネットで、同性相手への切ない恋心を綴った日記を見つける。載せられていた写真から、日記の書き手が同じクラスの一匹狼・燕(つばめ)らしいと知った笑也。さらに、彼の想い人が自身の友人・龍(りゅう)ではない…

『官能リマインダー』(作者:ウノハナ)

優しくなんてしなくていい。お願いだから俺を縛って…。過去のトラウマから、縛られないとイけない性癖を持つ宗平(そうへい)。親友への恋心を断ち切るために訪れたフランスで、美貌の男と一夜を共にする。ところがなんとその男・ルカスと、大学の同級生として…

『放浪犬と迷い猫』(作者:九號)

イギリスを拠点に活躍する、新進気鋭の天才画家が、帰国早々行方不明!?密着取材するはずだった美術雑誌の編集者・吉見(よしみ)は胸中複雑。迷子の画家・加瀬(かせ)は、実は美大時代の親友で、いまだ想いをひきずる片恋の相手なのだ。俺を置いて勝手に留学し…

『華と楽』(作者:阿部あかね)

ヤクザの組長のチンピラ息子・将大(まさひろ)と有名女装メイクアップアーティストの椿(つばき)は、大阪~東京で絶賛遠距離恋愛中。しかし彼らの関係を良く思わない将大の弟や椿の後援者が横槍を入れてくる。そのせいで椿への劣等感を持ち始めてしまった将大…

部長のひとり言『赤と白とロイヤルブルー』

映画『赤と白とロイヤルブルー』、やっと観ましたー(^^)/ ケイシー・マクイストンの同名ベストセラー小説を映画化した作品。 ”王道ロマコメBL” でとってもおもしろかったです♪ アメリカ初の女性大統領の息子アレックスと、 イギリス王室の次男ヘンリー王子…

『狐のよすが』(作者:ミナヅキアキラ)

食い食われ、他者の命をよすが(縁)に生きる。森で暮らす狐の九重(ここのえ)は、ある日、巣から落ちた鷹の赤児を拾う。非常食にしようと持ち帰り、食い応えが出るまで餌を与えることにしたが、「とーさん」と呼び一心に慕ってくる子を食べることができず、九…

『食べないの?おおかみさん』(作者:小石川あお)

生贄として森に捨てられた人間の子ども・太郎。森の奥に住む狼のウルは、痩せた人間は美味しくないと言い、太郎に美味しいご飯を食べさせ、きれいな洋服を着せ、怪我の一つもしないように、大切に大切に育ててくれた。大きくなったら大好きなウルに美味しく…

『獣王陛下と砂かぶりの花嫁』(作者:小石川あお)

奴隷商人に殺されそうになったところを、雪豹の獣王陛下に助けられた”砂かぶり”。一族の皆とは毛色が違うため居場所がなかった砂かぶりを、王様は「運命の番」だと言い、きれいな服を贈り、ふかふかのベッドで寝かせ、食べ残しではない美味しいご飯を食べさ…

『ご主人さまとけだま』(作者:小石川あお)

ひとり暮らしのサラリーマン・千草(ちぐさ)が子猫だと思って拾った薄汚れた毛玉。綺麗にして、ご飯を食べさせ、あたためて寝た翌朝ー部屋には白くて長い髪に着物、猫耳と尻尾が生えている見知らぬ青年がいた。千草を「ご主人」と呼び、懸命に仕えようとする…

『獅子の踊り子』(作者:柳瀬せの)

サーカス団のオーナーに裏切られ男娼として働くヨル。そんなある日、ヨルを一晩買いたいという男が現れる。それが、人と獣の二つの姿を持つとされる高等種族”ハイブリッド”のアムランだった。その夜、ヨルは取り繕う暇さえなく激しく抱きつぶされ…。しかも目…

『生贄のお勤めは、』(作者:博士)

蛍(けい)の暮らす限界集落では10年に一度、生贄を犬神様に差し出す代わりに村は守られ繁栄するという犬神教が信じられていた。村は過疎化が進み、唯一の若者となった蛍は村を守るため生贄として犬神様のもとへ出向くことを決意する。しかし、犬神様は都内某…

『ケダモノアラシ』(作者:黒井モリー)

この世界にはノーマルな人間と獣属(耳つき)の2種類が存在している。獣属は同性間の妊娠が可能で発情期があるという特殊な生態。獣属専門医である宮路晶(みやじあきら)は、自身も獣属だが「本能に流される獣になりたくない」と抗って生きている。そんな宮路…

『むせび鳴け、純情』(作者:松基羊)

恋しゃちゃいけない人を好きになってしまった。バーの店員・幸(ゆき)には誰にも言えない秘密が…。それは獣人であること。そんな彼が恋をした相手はバーの常連で獣人狩りを生業にするオレ様男・後醍(ごだい)。獣人だとバレたらこの恋も彼を見る事すらできなく…

『オスワルド』(作者:中川カネ子)

とある南の国、王宮の庭園にはたくさんの動物が暮らしていた。そのカーストトップの黒豹アギフは、ある日、白ライオンの子供ヴァルを育てることになった。ひ弱で、泣き虫、ちびのヴァルは強くてかっこいいアギフの下、アギフ大好きなまま、すくすくと成長し…

『キューピッドに落雷』(作者:鈴丸みんた)

高校生の慎吾(しんご)は、学校内でお目当ての男子の情報を女子にリークする”恋のキューピッド屋さん”。生まれ持っての人懐こさとテンションで、キューピッドの内職(シゴト)も大繁盛の毎日だったけれど、ある日、ミステリアスな先輩・蒼生(あお)の額にある大…

『恋の足音が聞こえる』(作者:野萩あき)

サラリーマンの加藤義明(かとうよしあき)と岩田修(いわたおさむ)の腐れ縁は高校の時から35歳になった今でもなくならず。そんな二人は昔からやっていた流れで、定期的に会っては抜き合いをしていた。お互い彼女がいた時期もあったり、お見合いをすすめられた…

『とある書店員の恋物語』(作者:たき猫背)

ある日、書店員の樽谷(たるたに)は高校生の健太郎に入院中の友達のために何かおすすめの小説がないか質問される。これをきっかけに、彼が書店に来るのが生活の一部かと思ってしまうほど親しくなるが、突然予想もしなかったことを言われ…。 キュンです!ヾ(≧▽…

『カム トゥ ハンド』(作者:世)

「二度目の恋」なんてすると思ってなかった。過労がたたり雪道で倒れてしまった高校教諭の美晴(みはる)を助けてくれたのは、タトゥースタジオの店長・嵐(あらし)だった。初めて見るタトゥーに驚いた美晴は嵐に対して思わず失礼な反応をしてしまう。後日改め…

『不機嫌なDOUDOU』(作者:高乃トキ)

好きってこと、隠さなくていいんだ。サラリーマンの浅木(あさぎ)は、大好きなキャラクター・ドッキーの制作会社で働いている。過去のトラウマのせいでドッキーが好きなことを隠してきた浅木。しかし体調を崩して早退した日、浅木の家を訪ねてきた同僚の岩本…

『ただ思うことは』(作者:まさお三月)

高校時代から友人の広也(ひろや)に片想いをしている友貴(ゆうき)。広也には絶えず彼女がいて、男である自分は恋愛対象外。告白はせず、ずっと良い友人でいるつもりだった。ある日、友貴の恋心を唯一知る陽一(よういち)と呑んでいたはずが、翌朝目覚めると目…

『明治従属タングステン 下』(作者:たつもとみお)

エドワードは敬愛する亮二の胸の内に、ある男・中原薫(なかはらかおる)がいるのを知る。エドワードが亮二によって救われたのと同じように、亮二自身も中原に拾われ、学を与えられたのだった。「満たされれば巣立つ日も来るだろう」そう言って体までも与えて…

『明治従属タングステン 上』(作者:たつもとみお)

明治末期。日露戦争後の電力需要の拡大を受け、欧州帰りの佐伯亮二(さえきりょうじ)は、地方の水力発電所の計画技師として参画し、忙しい毎日を送っていた。彼の傍らに居るのは、忠実な助手・エドワード。2年前に”言葉も話せぬ阿呆の男”として働いているの…

『4月の東京は…下』(作者:ハル)

14歳の春に出会い、15歳の夏に離れ離れになった蓮と和真は、10年ぶりに再会した。お互いが初恋の相手にもかかわらず、本当の気持ちを伝えることができないふたりは、思いを隠したままセフレとしての関係を選び、溺れるように時間と体を重ねる。やっとふたり…

『4月の東京は…上』(作者:ハル)

新入社員としてアメリカから東京に戻ってきた和真(かずま)は、会社で中学時代のクラスメイトで、今はトップデザイナーとして活躍している蓮(れん)と再会する。中学3年の夏の突然の別れ以来、10年ぶりの再会だった。親友で初恋の人で、初めての相手、それが…