しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『長浜To Be,or Not To Be』(作者:スカーレット・ベリ子)

長浜To Be,or Not To Be  長浜To Be,or Not To Be

どうしよう、あいつの顔がまともに見れないーー。
高三の凪沙(なぎさ)は幼なじみの一颯(いっさ)に彼女ができたと
誤解したことがきっかけで、変に一颯を意識するようになって
しまいーー!?

 

胸きゅんきゅんばしましたとよ~♪ヾ(≧▽≦)ノ

変な博多弁つこてますけども、

ほんなこつ可愛かけん、しょんなかばい(^^)

 

スカベリ先生、最新作でございます!

方言男子でございます。

アオハルでございます。

ピュアッピュアでございます!ヾ(≧▽≦)ノ

 

最高でした。

さすがといいますか、

大御所の風格といいますか、

絶対的な安心感みたいなものが、

物語の中にデンッ!と存在しておりました。

無駄なモノや余計なモノは描かれておらず、

フォーカスされているのは常に凪沙と一颯だから、

こちらは安心して2人のストーリーに埋没できるという。

ほんとにさすがです、スカベリ先生(^^)

 

これまでの『大和辰之』や『ジェラシー』のような、

濃厚で濃密な作品たちとはまた違う、

爽やかな青春が、

今を生きる高校生2人のキラキラ輝くアオハルの日々が

堪能できる作品になっています(^^)

 

凪沙と一颯、2人は最初から最後まで揺るぎなく、

お互いに大っっっ好きな存在なんです。

凪沙の隣にいるのは常に一颯だし、

一颯の隣にいるのは絶対に凪沙なんです。

少~し一颯の言葉足らずが誤解を招いたりもするんですが、

凪沙がバチコンと一颯の頭をはたいて、はい!元通り(^^)

 

いいな~と思った場面は、

海辺で寝っ転がっている2人の指先が ”トン” と触れるんです。

それから、

どちらからともなく ”ぎゅっ” と手を結び合う。

そこに言葉はなくて。

ただ心地良くて満たされる心があるだけ。

 

そして、初めてのキス♪

恥ずかしくてそっぽを向く一颯の耳が

赤くなっているのを見るだけで、

一颯が今、どんな照れくさそうな顔をしているのか

想像できる(^ω^)

キュンときました~(^^)

 

あと、これは自分の嗅覚の問題ですが(^^;、

漁港で働いている一颯から、

ほんとうに潮の匂いを感じるんです。

漁港の帰りに、

凪沙と抱きしめ合ってるシーンとか見ると、

ああ~、

生臭いお魚の匂いと潮の匂いが混ざったやつを、

凪沙は一颯から嗅ぎとってるんだろうな~と想像して、

まるで自分も海の近くにいるような感覚になる。

 

自然とこんな風に感じれる作品はなかなかない。

やっぱりスカベリ作品は、

わたしの中で特別なものだなと再認識いたしました(^^)

 

それなのに、

ここでもまた使ってしまうこの言葉!

ただですね…(^^;

わたしの中のドエロいわたしが

肩をトントン叩くんじゃ~(笑)

もっとエロカモン!と。

スカベリ先生の、

あの見惚れるほどの肉体美エロ。

久しぶりに見たかったなと。

 

なんとなく続編はなさそうな感じがするので、

番外編でもどっかのおまけでもいいんで、

スカベリ先生のエロください!<(_ _)>

 

 

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