しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『春うらら好色男の宿』(作者:akabeko)

     

生きることに不器用なリーマン・美春(みはる)は、
ある日終電で寝過ごし山中の廃旅館に辿り着く。
その旅館の跡取り息子だったという藤男(ふじお)と偶然出会い、
一晩一緒に過ごすことに。だが、起きてみればそこは絶賛営業中のボロ宿で、
しかも女将いわく藤男は「とうに死んだ」らしい。
自分に優しくしてくれた藤男を成仏させてあげようと、
藤男のエッチな要求に何でも応える美春だったが…!?

 

なんやかんや言いまして、作者さん別に見ましたら

akabeko先生の作品を一番多く購入していました。

やはり一番最初に読んだBL作家ということもありますし、

何よりakabeko先生のエロが格別に良きだから(^^)

気持ち良すぎてその先を越えてイっちゃう時の、

受けのぐちゃぐちゃ感がめちゃくちゃ良いのだ。そして可愛いのだ。

『落果』や『密果』のレオもかなり可愛かったですが、

今作の受け美春もなかなかに可愛いござった(^^)

 

社畜が過ぎて、もはや死にかけの美春は、

終点で降り立った駅の前に建つ廃旅館に行きつきます。

ホラーですか?というようなオープニングですが、

そこで元AV男優の藤さんと出会います。

藤さんはこの廃旅館の跡取り息子。

女将さん1人で切り盛りするこの旅館を立て直すために

実家に戻って来たと思いきや、

オンボロ旅館を潰してAV撮影所にしようと思って帰ってきてた(^^;

 

僕がそんなことさせません!と、美春は会社を辞めて、

旅館の立て直しを図ります。

料理もうまい!最高の露天風呂もある!

それをSNSにアップしたらあれよあれよとバズるバズる♪

 

旅館の再建とともに藤さんとも親密になる美春です。

社畜だった美春に生きる希望と居場所を与えてくれた藤さん。

優しく触れてくる藤さんを好きになります。

だからお尻だって許しました(^^;

なのに藤さんは ”美春くん、AV出てみない?” なんて言うんだ!

ううう…すべては仕込みだったのかっ…!(T^T)

ショックを受ける美春ですが、

大丈夫。藤さんはちゃんと美春を好きになっていました。

”何事にも一生懸命になる美春が危なっかしいけど、

それがとても愛しくて、いつも美春のことで頭いっぱいになるんだ” って。

ちゃんと愛されてました(^^)

 

あとがきでakabeko先生が言ってましたが、

今回の攻め藤さんは元AV男優ですのでその道のプロです!と。

おっしゃる通りで、

プロらしく色々なバリエーション・ロケーションで

美春とエロいことしていました。

素股の脇バージョン?

美春の脇にチ〇コ挟んで擦りつけてましたし、

美春にテレホンセッ〇スさせてましたし、

真空ピストン?!なんていう極上の手コキを施してましたし、

乳首攻め、露天風呂Hはマストでしたし、

たいへんよろしゅうございました<(_ _)>