しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『となりのメタラーさん』(作者:マミタ)

 となりのメタラーさん  となりのメタラーさん  となりのメタラーさん

貧乏大学院生の遣斗(けんと)は、大雪の日に家で凍死しかけたところを
隣人の壮志(そうし)に助けられる。真っ黒な服を身に纏い、無口で強面
な見た目は近寄りがたいけれど、表情を隠すように伸ばした髪からのぞ
く瞳は、何かを訴えるように揺れている。その日から毎日ご飯を作って
もらい、一緒に食べるようになって一年。この穏やかで幸せな時間が、
壊れてしまうのが怖いーー実は自分がゲイであることを隠し、膨らむ
気持ちに蓋をしながら過ごす日々で…!?

 

メタラー

音楽ジャンルの一つ、ヘヴィメタルが好きな人のこと指す。

作中でもマミタ先生が注釈を付けてくださってますが、

メタラーに、

”ヘビメタ好きなんですね”と言うのは禁句だそうです。

日本では、

ヘビメタ好きな人=黒T・長髪・ゴツいアクセ・怖い

みたいな固定観念があって、

音楽うんぬんよりも ”あぁこの人はこういう人だ”

という見てくれのイメージが先行しがちなので、

ヘビメタじゃなくてメタルが好きな人と言ってほしいと。

 

しかしですね、

主人公のメタラーである壮志さんの格好は見事に黒一色!

おまけに黒Tには思いっ切り ”DEATH!!” の文字(笑)

怖ぇぇぇぇぇぇぇーーーーと後ずさりする遣斗です(^^;

 

遣斗は大雪の降る日、

極寒に耐えられず玄関前で倒れていたところを

おとなりに住むメタラーの壮志さんに助けられました。

で、目覚めたら、

DEATH!!Tシャツを着た壮志さんに介抱されていて、

思わず ”死神!” と思って後ずさったわけです(^^;

 

でも、壮志さんは死神でもなく怖いお兄さんでもない、

物静かで大人しくてお料理が上手なパティシエさんでした。

黒髪から覗く黒目と白目のコントラストが鮮やかな、

とても綺麗な人でした。

多分、遣斗は一目惚れだったんじゃないかと思います。

助けてもらったその日から、

壮志さんの家で一緒にご飯を食べるようになって、

気持ちがどんどん膨らんで。

ゲイだと隠してはいるけれど、

壮志さんと一緒にいられるだけで、それだけで満足でした(^^)

 

そう思ってたのに、

壮志さんと一緒に行ったメタルライブの帰りに泊まったホテルにて、

ライブ満喫疲れでスヤスヤと眠る壮志さんがあまりにも可愛くて、

キス…してしまいました。

で、動揺しちゃって、

そのまま壮志さんを置いて帰ってきちゃいました。

 

”さいていね!ねこみをおそうとかクズじゃん!”

そう言って遣斗にダメ出しをするのは、

保育園の年長さんクラスに在籍するみちこちゃん。

ただいま20時までの延長保育中ですが、

急遽、遣斗の恋愛相談にのってくれています(^^)

遣斗は保育園のバイトをしているのですが、

頻繁に年長さんであるみちこちゃんに恋愛相談しては、

手痛いダメ出しを受けています。

(とってもおませなみちこちゃん♪^^)

 

その日も言われました。

”あいにいかなきゃダメ。ちゃんとすきですっていうの”

なんとも的確なアドバイス

背中を押された遣斗は壮志さんの元へ。

そして ”好きです!” と告げました。

 

”俺も好きだよ” と壮志さんも告げて、

めでたしめでたしだったらば、まぁ~普通の、

ごくごく普通のハピエンBLってことで、

さら~と流れていった作品だったかもしれません。

しかし、そこはさすがのマミタ先生です。

胸キュンなしで終わるなんてありえません。

マミタ先生が描く受けが大っっっ好きなわたくしです。

今作の壮志さんにも胸キュンいただきました。

 

最初にも書きましたが、

DEATH黒Tを着るメタラーですが、

とっても大人しくて優しい壮志さん。

いつも一緒にご飯を食べるようになった遣斗を

大好きになりますが、それをうまく伝えることができません。

小さい頃から自分の思うことを言葉にして伝えることが苦手で、

どうしてもどもってしまう…。

それをからかわれたことで、

人と接することを避けるようになりました。

 

「メタル」は言わば、壮志さんを守る黒い壁だったんです。

黒一色を身に纏い、

険しい顔を浮かべながらイヤホンでメタルを聴く。

そうすれば ”あぁこの人はこういう人ね” と思って、

誰も近寄って来ないから、自分は傷つくことはない。

それでいいと思ってたんです。

そうやって自分は一人で生きていくんだと。

 

しかし遣斗はその黒い壁を越えて来た。

いつだって壮志さんの言葉を待っててくれて、

いつだって壮志さんの言葉を聞いてくれる。

それがただただうれしかった壮志さん。

こんな自分を好きだと言ってくれた遣斗の言葉がうれしくて、

えぐえぐと泣く壮志さんに最高に胸キュンしました(T^T)

 

おまけに壮志さんはかなりピュアな天然さんで、

遣斗に触られてキスされただけで、

目ぐるぐる回って気絶しちゃうくらいエロに免疫なし。

なので、

付き合いだして約1年、一緒に暮らして約半年経ちますが、

いまだ最後までしてません!

一度だけチ〇コ握りっこしたことはあったけど、

その時も壮志さんは途中で気絶…(^^;

 

セッ〇スなんかなくても幸せだ♪と思う遣斗ですが、

でもやっぱあった方がより幸せでしょ。

で、思い切って、

”一緒にお風呂入ろう!” と壮志さんを誘うんです。

このお風呂シーンがね、なんか好きでしてね(^^)

これといって大したことはしてないんですが、

恥ずかしくてドキドキしながらも

チ〇コ勃ってる壮志さんがめっちゃエロくてね。

湯気でほわほわしてる壮志さんと、

壮志さん’sチ〇コがエロくてすっごい好きです♪

 

エロは、最後のこのお風呂シーンのみで、

エロ度的には低いですが、胸キュン度は高し!

マミタ先生はほんとにストーリーが良いので、

読んでてつまらないところがないです。

細かいところまで胸キュンするんで、

隅から隅までちゃんと読みたい!と思っちゃう(^^)

あとがきもおもしろいですしね。

あとがきまで読み終えたら、

ん~やっぱもう一回!って思って最初のページに戻るの♪

好きです、マミタ先生(^^)

 

 

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