しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『恋が満ちたら』(作者:上田アキ)

         

パンツがきっかけで出会い、付き合うことになった伊瀬と菱本。
同棲生活をスタートし、公私ともに充実した毎日を送っていた。
ところが、菱本の仕事が忙しくなり、なかなか恋人同士のゆっくりとした
時間を過ごすことができなくなってしまう。お互いを思いやるあまり、
自分の欲望を押しとどめるようになっていくけど…?

 

前にもどっかの感想回で言ってたんですが、

初っ端、エロから始まる物語って大概良いやつです。

わたし限定のセオリーですが(^^)

それに当てはめますと、この『恋が満ちたら』は、

ド・セクシーで、ド・カワイくて、ドきゅんドきゅんする

超絶怒涛のエロスタートで、問答無用に良いやつでした(^^)

いい乳首ありましたしね、密着型寝バックが最高ですしね、

そっから騎乗位に持ち込んでの ”ぎゅっ” と抱きしめホールドが

愛しいですしね、ほんと大概良かったですよ。

まったくどーしてやろうかってぐらい良かったです。

 

前回の『恋が落ちたら』の続編です。

伊瀬くんと菱本さんのその後ですね。

一緒に暮らし始めて、

佑樹(ゆうき)くん・孝史(たかふみ)さんと呼び合うようになっています。

相変わらずの甘~いイチャエロぶりで、

読んでると ”カイカイ…” と身体がむず痒くなります(^^;

 

お互いの仕事の都合上、生活時間帯がすれ違う2人。

もっと一緒にいたいけど…と、

お互いに無理して遠慮して気を遣いあってしまうがゆえに、

言いたいことが言えず、ぎくしゃくしてしまいます。

うわべだけの関係ならそれで良いけど、

もっともっと深く繋がりたいから、

恐れずに心を開かなければ!と気づいた2人は、

夜明け前の橋の上で ”ヒシっ” と抱きしめ合うのでした。

迷うことなくお互いを想い合えるようになった2人です(^^)

 

だから遠慮なんて要りませんよ。

1泊2日でやって来ました温泉旅行にて、

”さぁどうしてほしい?遠慮なく言ってごらん” との、

孝史さんのエロい囁き。

”オレのこと欲しそうな孝史さんがもっと見たい” と煽る佑樹くん。

装着したゴムをチ〇コの根元で ”パチンッ” とはじいて戦闘開始!

獣みたいな孝史さんがエロいエロい♪

浴衣がはだけて ”くた…” ってなってる佑樹くんが色っぺぇ~。

最後も乳首と寝バックで気持ちいい感じに締めてくれました(^^)

 

『恋が落ちたら』『恋が満ちたら』、

この両方に共通した萌えポイントがありまして、

1つは佑樹くんが「すません…」って言うところ。

「すいません」じゃなくて「すません」なの。

なんかフランクでめちゃイイ感じじゃんって萌えた(^^)

そして2つ目は、言わずもがなですが「キス」ですね。

何が良いってね、

キスする時に孝史さんが佑樹くんのアゴを ”クイっ” て軽く持ち上げるとこ。

いわゆる「顎クイ」ってやつですね。

「壁ドン」「顎クイ」にはときめかない人間なんですが、

この作品の「顎クイ」には萌えた(*´ω`*)