しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『BANBA BURGER 1巻』(作者:村上キャンプ)

BANBA BURGER  BANBA BURGER  BANBA BURGER

肉汁たっぷりジューシィーなこの恋は、真面目な男をバカにする。
バンバ・バーガーのシェフである元ボクサーの蜂谷(はちや)は、
一見何を考えているのかわからない寡黙で無表情な男。社交的な
若きオーナー・番場(ばんば)は、そんな蜂谷と距離を縮めたいと
思っていた。蜂谷のアメリカ修行を目前とした夜、二人は初めて
飲みに出掛ける。そして、番場は大発見をする。
蜂谷の頭はいつでも番場への性的な妄想で埋め尽くされていた。

 

蜂谷くんがアホエロで、番場さんがエロカワで、

クフフ♪と思わず笑みがこぼれてしまう、

最高にキュートでおもしろい作品でした(^^)/

さらに、村上キャンプ先生の素朴で味のある絵!

これもまた最高で、キュートさ倍増でした♪

 

物語最初にやって来る、

”まったくおバカさんだね~(笑)” な、

蜂谷くんの行動に一気に心持ってかれました(^^)

 

蜂谷くんは、番場さんがオーナーを務める

ハンバーガーショップのシェフをしています。

密かに番場さんに想いを寄せているのですが、

なかなか上手にコミュニケーションを取ることができず、

いつも無愛想で素っ気ない態度をとってしまうのです。

 

そんな不器用な蜂谷くんですが、

意外としっかり将来を見据えています。

ハンバーガーの本場アメリカに1年間のシェフ修行に行き、

帰国後は日本で自分の店を持つという、

ちゃんとした人生設計をお持ちなのです。

(けっこう優良物件男子♪)

 

そして、アメリカシェフ修行を来週に控えた本日、

「蜂谷くん頑張って行って来い!の会」を、

番場さんを含め、お店の仲間たちが開いてくれました。

 

この日しかない!伝えなければ!

番場さんに自分の気持ちを伝えるんだ!

1年間離れ離れになるんだから、

夢にまで見た想いを伝えなきゃ!

 

番場さんと2人きりになった蜂谷くんはコンビニに走ります。

そして購入したブツを片手に、

番場さんの手を引きお店に戻って来た蜂谷くんは、

ガサゴソと袋の中から「極太魚肉ソーセージ」を取り出し、

番場さんに言いました。

 

”この位置で、食ってくれませんか?”

 

極太ソーセージの皮を剥いて、

自分のチンポジに持ってきて、そう言った蜂谷くん。

さすがにホンモノくわえてもらうのは無理だと思ったから、

自分のチ〇コサイズに一番よく似た、

”極太魚肉ソーセージ” を探しまくったんです…と。

 

バカだね~(笑)

日本出発のラストそれ!?

もっと他にやり様あったんでない?(笑)

 

だけど何も言わずに、

”ぱくっ” とくわえてくれた番場さん。

その姿を見て、

”長年の夢が叶いました。もう未練はありません!”

と、ポロポロと涙を流して喜ぶ蜂谷くんなのです。

ね、アホエロでしょ♪(^^)

 

 

まだアホエロ妄想あるんです。

ある日のロッカールームで、

番場さんのキレイ色のピンク乳首を見てしまった蜂谷くん。

その日から鍋のフタを見ては番場乳首を思い浮かべ、

箱に表記された「新鮮トマト」の ”ト” を見ては、

番場乳首横アングルバージョンを想像する。

さらに、”おっきくておいしいね♪” と、

きりたんぽを口いっぱいに頬張る番場さんのエロに勃起し、

彼シャツを着て騎乗位でまたがる番場さんを想像して悶える。

 

BANBA BURGER

 

シェフ修行前のアホエロ妄想がハンパない(^^;

しかし、ひっくり返せば、

始終そんな妄想をするほど、

蜂谷くんは番場さんのことが大好きなんです♪

 

じゃあ番場さんは?と言いますと、

番場さんも実は、

蜂谷くんがお店に働きに来た時から気になっていたんです。

無口で無愛想だけど秘めたる情熱を持ってて、

厨房でのシェフ姿が男らしくてカッコ良くて。

だけど、自分に対していつも素っ気ない態度だし、

話しかけても目も合わせてくれないもんだから、

嫌われているんだと思っていたんです。

近づくこともできない、手の届かない星みたいな存在だと。

 

そう思っていたのに、

蜂谷くんの、

”極太ソーセージ、この位置で食ってくれませんか?” 発言(^^;

 

”俺、蜂谷くんのこと誤解してた”

”蜂谷くんってすっごいバカだね”

壮行会翌日、

番場さんの前でキレイな土下座を披露して謝罪する蜂谷くんに

そう言った番場さんは、

”いや、むしろ親近感わいたよ(^^)” と笑顔。

”昨日のあれで、俺たち始まっちゃったんじゃない♪” と言って、

とりあえず、アメリカでのシェフ修行から帰ってきたら、

”あの極太魚肉ソーセージが、

事実か見栄だったか確認させてもらうからね♪” と約束(^^)

 

出発当日、ハグとキスを交わす2人。

約1年間の距離にして1万800㎞、

時差が13時間の超~遠距離恋愛に突入しました。

 

離れる前はアホエロ妄想にクフフと笑ったりしましたが、

遠距離に入ると、

ちょっと切なくてキュンとするシーンもあったりして、

じわっとくるものがありました。

アホなところと真剣なところのバランスがいい感じでした。

 

さらに、

帰国後の2人をしっかり描いてくれているのもまた良かった!

ただいまー!おかえりー!で終了じゃなくて、

ちゃんと極太チ〇コの確認と、

鍋のフタじゃないピンク乳首を舐める様を

描いてくれていました。

蜂谷くんが ”チ〇コ1本じゃ足りない…!” と、

激しく番場さんを愛でているところが、

とても幸せそうで良いシーンでした(^^)/

 

1巻となっているので、

いつか続編が出るのかな~と思ったりするんですが、

1巻発売から約7年経過していますね…(^^;

出たら嬉しいな~という心持ちで期待したいと思います。

 

 

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