しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『俺はニーチャ』(作者:三田六十)

俺はニーチャ  俺はニーチャ  俺はニーチャ

誰かの”お兄ちゃん”じゃなくて、”名前”を呼んでほしいー。
6人兄妹の長男で両親は共働き。高2ながら家事と兄妹の面倒を
みてきたニーチャ。家族や同級生たちからも”ニーチャ”と呼ばれ、
名前で呼ばれることなどほとんどない。そんな時、ひょんなこと
から知り合った風俗店の店長・安達(あだち)に名前を呼ばれたニーチャ。
心に満たされるものを感じ、「もっと店長に名前をよばれたい」
と風俗店でバイトをすることに…!?
風俗店店長と男子高生の年の差ラブストーリー。

 

月の初めの1発目を、

大好きな作品で始められるのは至福の喜び♪(^^)

 

【God of BL】というカテゴリーを作っておりまして、

紙で買って手元に残しておきたいと思う本たちに

このカテゴリーを付けているのですが、

今回の『俺はニーチャ』も、

ぜひ紙で残したい、お気に入りの作品となりました!

 

とにかく、

ニーチャがかわいい!

可愛くてカワイくてかわいい♪(≧▽≦)

 

最上級の胸キュン&萌え!

BEST OF 年の差&体格差!

please give me 続編くれ!

ってことで、何回も読んでます(^^)

 

高2の希と風俗店店長の安達さんとの、

胸キュンラブストーリーなんですが、

2人の出会いは最悪で、

家族の食費代5万円が入った財布をスられた希が、

安達さんの風俗店でバイトをするようになるんですけど、

”高校生はダメだよ”

という安達さんの言い分を希がまったく聞かないので、

怖がらせて追い出そうと思った安達さんが、

いきなり希で素股を始めるんです。

”太ももで俺のチ〇コぎゅってすんだよ、オ〇ホくん♪” 

なんつってね(^^;

 

そしたら希が逆ギレ!

”オ〇ホって何だよ!ニーチャって何だよ!”

”俺の名前は希だーー!!”

名前を呼べーっ!て号泣。

 

というのも、希は6人兄妹の長男で、

いつも家族の世話に明け暮れる毎日。

友達や家族でさえも、

希のことを ”お兄ちゃん” の進化系で ”ニーチャ” と呼び、

名前で呼んでくれなくなりました。

誰にも甘えられない寂しさと、

もっと自由に ”希” の自分を生きてみたい。

 

そんな思いを抱えつつ、日々自分を抑えて、

我慢に我慢を重ねていた希が、

スリに合って、おまけによくわからん男の人に、

いきなりチ〇コ擦りつけられる羽目になって、

一生懸命みんなのためにがんばってんのに、

なんで俺だけがこんな目に合うんだ!と逆ギレするのもわかる。

 

で、あっけにとられた安達さんは、

思わず ”のぞみ…?” と名前を呼びました。

そして、5万持ってとっとと出てけ。

じゃないと本気でヤっちまうぞと脅しを添えて追い出しました。

 

後日、希の姿は安達さんのお店の前にありました。

いきなり襲われて怖かったけど、

(”名前を呼ばれて嬉しかった”)

(”もう一度呼んでほしいな…”)

そんな思いを胸に秘めながら希は、

”もらった5万円分ここでバイトします!” と安達さんに宣言。

しぶしぶ極秘バイトを了承した安達さん。

 

かくして、

30越え風俗店店長と高2甘えたDKの、

胸キュン・萌え恋・年の差・体格差、

全部盛り盛りストーリーがスタート!

 

一言一句余すところなく書きたいんですが、

そんなことしてたら大変なことになるので、

ここは控えて好きなシーンだけ(^^;

 

何よりもまず、希がピュアで至極カワイイ♪

風俗店のバイトなので、

個室のあちらこちらから ”アハン♪うふん♪” の声が漏れ聞こえます。

それを聞くたび耳まで真っ赤に染める希。

(ハイ!かわいい!)

 

キャストの女の子たちに見つかって、

イタズラされかかる希を助けるために、

安達さんは希にキスをします。

”これ、オレのだから手出しちゃだめよ” って。

安達さんはみんな公認のゲイなので、

これで抑止力バッチリなのです。

しかし、

突然のこのキスにポロポロと涙を流して駆け出す希。

”はじめてだったのに…” って。

(ハイ!かわいい!)

 

そんなかわいい希に心動いた安達さんは、

ベロINの大人のキスを教育実習しました。

”キスなんて男も女も変わらない。悪くないだろ♪” と。

(ハイ!ワルいーでもかわいい!)

 

風邪で寝込んだ安達さんの看病に訪れた希。

眠る安達さんの唇にマスク越しにそっとキス。

起きていた安達さんに、

”もしかして希、俺のこと好きなの?” と聞かれ、

顔を真っ赤にしながら、

うわーーーーー!!!!と家を飛び出しました。

誰かに名前を呼ばれるから嬉しかったんじゃなくて、

安達さんが ”希” って呼ぶからドキドキしてたんだ。

”俺、安達さんが好きなんだ…” と気づく希。

(ハイ!かわいい!)

 

一番最初、素股をされた時、

「雄っぱいのあるムチムチの男が好き♪」

と語っていた安達さん。

お風呂場の鏡に映る細っこい身体を見て、

”こんなじゃきっと好きになってもらえない…” と、

ため息をつく希。

安達さんのことが好きだと自覚した日から、

希は安達さん好みの身体になろうと、

パンやらお菓子やらをドカ食い。

ムチムチボディになって安達さんの前に立つんだ!と、

安達さん断ちを決めました。

そして、ドカ食いすること1ヶ月。

体重はま~ったく増えません…(>_<)

 

でも、安達さんに会いたくて会いたくて、

自然に足はお店へと向いていました。

事務所の安達さんの机にそっと頬を寄せる希。

”あいたいな…安達さん…” (ハイ!かわいい!)

 

そこへ、帰ってきた安達さんとばったり。

”まだ…会えないんだ!” と逃げ出そうとする希でしたが、

焦りすぎてつんのめって派手に転倒。

リュックに入っていたドカ食い用のパンやお菓子が一面に散乱。

”何やってんだ。こんなに食うと太るぞ♪” と、

久々に見た安達さんの笑顔に、

思わず手を伸ばし、ぎゅぅぅぅと抱きつく希。

(ハイ!かわいい!)

 

”安達さんの好きなタイプの身体になるまで会いたくなかった”

”安達さんのために太りたかった…好きだから” って。

(ハイ!萌え~!)

 

”泣き虫の甘えんぼの希。好きだよ俺も” と安達さん。

”俺はムチムチが好きなわけじゃなくて、

今のままの希が好きなんだよ” と。

(安達さんもかわいい!)

 

大人の行為は18才になってからと言う安達さんでしたが、

スネる希に ”じゃぁちょっとだけお試しね” と、

少~しだけ、大人の階段を一緒に上りました♪

(萌えエロ~!)

 

かわいいを挙げるだけでも、

めーっちゃたくさんになってしまいました。

もうそれぐらいかわいい萌えの塊が

そこかしこに散りばめられていました(^^)

まさに萌えの癒やしマイナスイオンBL。

 

よって、三田六十先生、作家買い決定いたしました!

 

 

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ <p>BL漫画感想へ
ブログ村、ポチッとよろしくお願いします(^^)