しろくまBL部

腐女子のBL覚書

しろくま映画部『霜花店-運命、その愛-』

 霜花店(サンファジョム)  霜花店(サンファジョム)

 

先日の『宇田川町で待っててよ。』で、

BL映画の話をしましたので、

本日はお気に入りの映画を1本ご紹介。

 

昔々、レディースデイは1,000円で映画が観れた時代。

足繁く映画館へと足を運んでいました。

今は懐かしい過去の話。

現在は2,000円ですか?お高いですよね~。

 

ということで、本日ご紹介いたしますのは、

『霜花店(サンファジョム)-運命、その愛-』です。

韓国の時代モノ歴史映画です。

主演はチョ・インソンチュ・ジンモ、ソン・ジヒョetc

R18+作品で、そう~エロスです♪

別名「変態」のわたくしですからエロ必須事項です(^^)

 

ここから盛大なるネタバレですのでご注意下さい。

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物語は高麗時代末期。

男色の王(チュ・ジンモ)と、

その寵愛を受ける腹心の部下(チョ・インソン)と、

王妃(ソン・ジヒョ)、3人の愛憎劇。

組んず解れつの乳繰り合いを繰り広げ、

危険な愛へと突き進んで行く3人が堕ちる運命の愛とは……。

 

え~結末は完全なるメリバ、バッドエンドです。

ほとんどみんな死にます(^^;

 

呼び名は時代によって色々変わるらしいのですが、

高麗時代では王様のことを ”チョーナー” と呼びます。

このチョーナーは男色の王で、女性を愛することができません。

そしてチョーナーの寵愛を一身に受けているのが、

王を守る近衛部隊隊長のホンニム。超絶怒涛のイケメン隊長。

 

毎夜、チョーナーの寝所に侍るホンニム。

お分かりですね、BLです(^^)

すんごいディープなキスしてます。

喰ってんじゃねぇのかってぐらいのベロチュー。

(こういうの見ると役者さんってすごいなって思います)

 

2人ががっつりセッ〇スしてるシーンはさすがになかったんですが、

チラリと映る背面側位の角度からして、

おそらくチョーナーが受けでホンニムが攻めかなと。

で、最初は良かったんです。

主従関係とはいえ、

お気に入りのホンニムとHできてチョーナーは幸せだし、

チョーナーに忠義を尽くせてホンニムは嬉しいしで、

お互いwinwinでした。

 

そこへやって来ました王妃様。

”世継ぎをお産みあそばしてくださいまし” です。

しかし、出来るわけなかろうが…なんです。

だってチョーナーは女を抱けないから。

そこでチョーナーは親愛なるホンニムにお願いをします。

 

”私の代わりに王妃を抱いてほしい” 

”他の誰でもないお前が種付けした子どもならば、

  私はその子を愛せる” と。

 

与えられるチャンスは3回。

王妃に話は済んでおる。

頼んだぞ、ホンニム!みたいな(^^;

 

困ったのはホンニムです。

”やべぇ~俺、童貞なんだけど…” と言ったかどうか(^^;

ホンニムはチョーナーとしかシたことがないので、

女性とのやり方がわかりません。

だもんで、1回目は何もできずに終了~。

(王妃も屈辱でポロポロ泣いてたし…T^T)

 

2回目は挿入できたけど、

これであってるのか?気持ちいい?のか?

なんかわけわからんまま発射して終了~。

 

そしてアタックチャンス!ラスト3回目。

初めて視線を交わす2人。

そっと重ねた唇の柔らかさと温かさに何かを感じました。

王妃の首筋に唇を這わせ、

鎖骨から乳首(吸え!吸うんだ!)、

お腹、おへそ、腰へと舐め進むホンニム。

 

初めて感じる快楽に、

”もっと…もっと…” と我慢ならなくなった王妃は、

ホンニムの頬を両手で掴んで、

”ここよ” と言わんばかりに熱いキスを求めました。

このキスを皮切りに、

ついに本当の愛の営み=セッ〇スを致す2人。

 

寝所から響く2人の荒い息づかいと喘ぎ声は、

隣の部屋で、

静かに書をたしなむチョーナーの耳にも届きました。

声のする方へ、ゆっくり歩を進めるチョーナー。

そして、扉の隙間から中を覗き見ました。

そこには、

一心不乱に腰を振るホンニムがいました。

本来あるべき男女の営みがそこにあったんです。

 

自分には成し得ない行為を今、

目の前で繰り広げているホンニム。

性の快楽に激しく溺れる彼の姿がありました。

覗き見ているチョーナーの見開かれた目に、

驚き・悲しみ・屈辱・嫉妬が浮かんでいたのが、

結末への伏線となります。

 

3回の孕まセッ〇スが終了し、

ホンニムと元サヤに戻れると安心していたチョーナーですが、

どっこい。

チョーナーに隠れて逢引していたホンニムと王妃。

 

こっからがR18本領発揮シーンのオンパレード。

下品で申し訳ないですが、

本当に挿れてんじゃね?と思うぐらい、

演技と言えど勃ってんじゃね?と思うぐらい、

あの結合部分はどうなってんの?と思うぐらい、

駅弁・騎乗位・対面座位、背面側位に69。

四十八手いけんじゃね?と思うぐらい、

それはそれは本気度MAXの濡れ場!

(ほんと役者さんってすごい!)

 

チョーナーに忠誠を誓っているのに、

お互いへの愛と性の快楽を抑えることができず

逢瀬を重ねるホンニムと王妃。

これで…これで最後にしようと、

王宮の図書室で別れを決める2人。

しかし離れがたく、欲望止められず、

またもや激しく求め合ってしまうのです。

 

そこへ、近づくチョーナー御一行様。

 

パンパンッ!と身体を揺らしながら、

一心不乱に快楽に呑まれるホンニムと王妃。

(ああ~やばいよ~チョーナー来てるよ~!)

(もうやめなさい!早く抜きなさい!)

(ああーダメだぁーー志村後ろーー!>_<)

 

めっかっちゃった♪テヘペロ(・ω<)

じゃねぇけど、

バッチリ現場押さえられてしまいました(-_-;)

 

チョーナーの前で跪くホンニムと王妃。

王妃は側近に連れられ幽閉の刑。

そしてホンニムは、

”切ってしまえ” というチョーナーの命。

そう、

チ〇コカッティングの刑!! (阿部定ですか…?)

どこからどこまでどう切ったのかはうかがい知れませんが、

最大の激痛と苦痛に悶え苦しむホンニム(>_<)

 

どれくらいの期間が過ぎたのでしょうか。

王宮から遠く離れた場所で療養をするホンニム。

抜け殻のようになったホンニムの耳に、

王妃が処刑されたとの報が届きます。

ホンニムの胸に、怒りと復讐の炎が燃え上がります。

馬を走らせ、向かうは王宮、チョーナーの元!(チ〇コ大丈夫?)

 

バッタバッタと元仲間の近衛兵をなぎ倒し、

チョーナーとタイマンに持ち込んだホンニム。

 

久しぶりに見るホンニムの姿。

自分を見つめる彼の瞳には、

もはや「愛」や「忠義」などはなく、

あるのは「憎しみ」のみと悟るチョーナーですが、

それでもあえてホンニムにたずねます。

 

”一度でも私を愛したことがあるか?” と。

 

”…ありません” と答えるホンニム。

 

直後、ホンニムの身体を刺し貫くチョーナー。

その場で果てるホンニムを見つめるチョーナーを

一刀両断に処した側近。

 

【1人の元近衛兵によるクーデターにより王は死去】

【元近衛兵はその場で処刑】

王宮で起こった血みどろの争いに幕が下りました。

 

長文ですいません(^^;

この映画、大っっっっっっ好き!でね。

空で覚えてるぐらい好きです。

今でもクローゼットのどっかにしまってあるので、

ちょっと引っ張り出して観たくなりました(^^)

 

衝撃的でアダルティーでBがLする作品として

話題を呼んだ映画でしたが、

注目していただきたいのは「美しさ」です。

出てくる男たちが皆、腐つくし…いや美しい!

王を守る近衛兵は選び抜かれた男たちで、

腕っぷしも最高ですがビジュアルも最高なのです。

やはり男色の王は、

自分の好む男たちを侍らせるのですな(^^)

ホンニム役のチョ・インソンさんを筆頭に、

ソン・ジュンギさん、イム・ジュファンさん、

シム・ジホさん、ホン・ジョンヒョンさん。

そして王のチュ・ジンモさん。

イケメン大集合です♪

 

この美しさを楽しむも良し。

R18のエロを楽しむも良し。

可愛さ余って憎さ百倍の愛と復讐を楽しむも良し。

一度観ると、しばらくは脳裏に焼きついてしまうほど

重~~い作品ではありますが、

ぜひおすすめしたい1本でございます!(^^)/

 

 

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