「おかえり」
伝説的バンド・Pegの天才ギタリストとして快進撃を続ける
椎名に訪れた「突発性難聴」という試練。さらに、恋人である
新との情事にかまけている間、疎かにしていた家族の苦悩も知る
ことになり…再びの別離を選ぶ椎名と新。
「行くな、ギターが弾けなくたってずっと俺の側にいろ」
そう言えないのは、かつての自分の椎名への仕打ちの罰だから。
椎名のギターを愛しているから。
すべてを乗り越えたふたりの万感のステージ。堂々の完結!
毎回おんなじこと言ってますが、
ほんと良かった!本当に最高でした!(^^)/
ハピエンになるだろうことはわかっていたけどさ、
落ち着くとこにちゃんと着地するだろうことはわかっていたけどさ、
こんな素敵なランディングある?
感動したよ、マジで(T^T)
突発性難聴に襲われた宗純。
不安なまま終わった3巻から復活編!の第4巻最終巻です。
自分を見つめ直すために新から離れる決意をした宗純。
新はとてつもない喪失感を味わいます。
いつでも俺の尻を追っかけて、
腕を広げれば飛びついてきた宗純が側にいない。
単身ロンドンへ向かう宗純と空港で別れた新が
一人涙を流すシーンがとても寂しかったです(T^T)
そして3年半後、宗純突然の帰国!
ここでようやく1巻の最初へとストーリーがつながります。(イイネ♪)
宗純復活!
そしてバンド復活の狼煙が上がりました!
一番最初に宗純のギターが鳴り響いた小さなライヴハウス。
宗純のギターを世界に知らしめたいと新が拳を突き上げた
あの日と同じステージで、宗純のギターが再び鳴り響きます。
カッコイイ!の一言!
しかも、その後の演出がまた泣かせるんだ~。
最後の最後に新と宗純がギターセッションをするんです。
宗純がギターを始めた頃から夢見ていた、
「新と一緒にステージでギターを弾くこと」。
目に涙を浮かべる宗純と、楽しそうにギターを鳴らす新。
ほんとに幸せな夢のような時間。
これもまたカッコイイ!の一言!
物語はこれで終わってくんですが、
何というんでしょうか。
彼らのストーリーはまだまだこれからで、
この作品の裏側でまだずっと続いているような気がします。
彼らの音がまだ聴こえるような気がする。
幻聴か…?いや、それほど余韻を感じさせる
素敵な作品だということなのです(^^)
総じて最高でした!
やはり語彙力皆無になりましたが、最高でした!
ちょびっとだけ、ちょびっとだけ言うとすれば、
イチャイチャが、新と宗純のワチャワチャが、
もっと…もっと…欲しかったぜーー!!
番外編あるとのことで、
そちらでこの願いが叶えられるのではないかと思いますので、
早急に読みたいと思います(^^)