長門と出会った藍が幸せになるための愛の物語。
男前で喧嘩の強い長門と気が強くて美人な藍は甘い恋人同士。
ある日、渋谷の族を刺した長門を慕う後輩の陸奥(むつ)が遅れて
入学することに。最近おあずけばかりの藍は、屋上で長門と
いちゃついているところを陸奥に見られてしまいーー?
前回の『ROUGE』の続編です。
あとがきによりますと2巻に続くようです。
いつ出るのかはわかりませんが(^^;
細かいですが、この『ラヴィアンローズ』はフランス語で
『La Vie en rose』と表記します。Vie=人生、rose=バラです。
エディット・ピアフの代表曲で、日本でも色んな方がカバーしていて、
「バラ色の人生」という曲名で知られていますね。
そしてこの先頭にある「La」とは、
英語でいうと「the」みたいなやつで、
名詞の前に持ってくるものなのですが、
フランス語はその「the」にあたるやつが2種類あるんです。
「La(ラ)」と「Le(ル)」の2つ。2つの違いは「女」と「男」。
今作の『La Vie en rose』は「La」が付いているので、
「女性目線」のバラ色の人生ってことになって、
藍と長門の2人というよりも、
「藍の生き方」にフォーカスした作品だとわかります。
もし長門だったら、たぶん『Le Vie en rose』で、
2人の人生だったら複数形の「Les(レ)」が使われて
たぶん『Les Vie en rose』と表記される。(…と思う^^;)
はるか昔に聞きかじったフランス語を掘り出しました(^^;
しかし不思議ですよね、
この作品には「女」は一人も出てきません(笑)
ほんとに細かいことですが、
ふとそんなことを思って ”ニヒっ” としてしまいました(^^)
「言語」っておもしろいですね。
うぉ~!本題からだいぶ逸れてしまいました(^^;
前回の『ROUGE』でも書いていましたが、
今作は藍の健気さ全開です!
長門のことがとっても好きで、
長門が食べたり笑ったり喜んだり気持ち良くなったりすることすべてに
”好き…” が溢れて止まらない藍なのです。
長門のために卵焼き作るんだぜ~。かわいいかよ~♪
前作以上に2人の蜜月も甘くなっており ”むふふ” です(^^)
新キャラも登場しております。
2人とも藍と長門に急接近して何やら画策しているようですが、
今の時点ではまだまだ謎多きキャラです。
2巻で色々動き出すのでしょうか?
とりあえず1巻は2人の甘さを堪能するとともに、
どうやら一緒に暮らす流れっぽい感じなので、
藍と長門の抱擁に胸キュンしながら、
次巻に思いを馳せつつ本を閉じました(^^)
2巻いつ出るんだろ~。
この1巻が2019年出版ですから、約3年経過中です。。。
ま、気長に待ちますか♪