しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『イベリコ豚と恋の奴隷。』(作者:SHOOWA)

  

見た目はちょいワルだけど、ゴミ拾い活動をするエコな集団「イベリコ豚」。
リーダー・入江のお目付け役・吉宗(よしむね)は、人に話したくない過去が
ある。後輩の源路(げんじ)は、そんな吉宗に随分長く報われない片想いを
してきた。ひょんなことから身体の関係になったものの、セフレから先に
進めない…。心を手に入れたい源路と、自分のトラウマを背負わせたくない
吉宗。お互いを想う気持ちはすれ違ってーー!?

 

イベリコ豚、吉宗&源路編です。

源路の想いが育ちまくっています。

吉宗さんのこと、どんどん好きになっています。

そして好きだからこそ、

吉宗さんのちょっとした言動や時おり見せるデレにチ〇コ即勃ち(^^;

 

吉宗さんは少々ヘビーな過去をお持ちで、

そのトラウマから来るものなのか、

源路のように ”今日も元気に勃っております!” みたいなのがない。

そんなに興奮もしないし、そんなにイクこともないし、

第一に体がそんなに丈夫でない。

吉宗さんを大事に想う源路は、

ヤリたいけれど吉宗さんに無理はさせたくないと思い、

触れ合いを避けるようになります。

 

そんな源路をおもんぱかる吉宗さん。

デートしようと源路を呼び出します。

喜び勇んでやって来た源路が目にしたのは、

吉宗さんの女友達との合コンでした。

”俺じゃ十分にお前を喜ばせてやれないから” と、

女の子を紹介されたんです。

ついにキレた源路です。

”俺とヤリたいのかヤリたくないのかどっちですか!”と

吉宗さんに詰め寄ったところ、

”ヤリてーよ” と素直に答える吉宗さん。

そして「迷わず行けよ 行けば分かるさ」で2人はラブホに直行!

 

久しぶりにHをしますが、

吉宗さんの表情がなんとも苦しそうで痛そうで

やっぱり無理してる感じで、

どうにも気持ち良さそうには見えないんですよね…。

源路も探り探り、怖々な感じです。

ただ、希望というか光というか、

源路の想い溢れる熱いキスの余韻に浸る吉宗さんにちょっと安心。

過去から少しずつでも解放されていってるのかなという光明が見えた気がして。

なかなかに切ない恋をしている吉宗&源路です。

2巻へ続く。。。