しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『ギリギリアウト』(作者:佐藤アキヒト)

   

警察関係者でサイバー犯罪を請け負う組織に所属している加藤。
不覚にも加藤に捕まり、その組織で働くことになったスリ師の里中。
10年前、繰り返し補導されていた里中は警察官だった加藤に初めて恋をした。
当時のことを思い出した里中はしばらく加藤の家に転がり込むことにしたが、
加藤は相変わらずつれなくてーー!?

 

ギリギリじゃなくて、完全にアウトでした。

断じて作品のせいではなく、完全なるわたしの読解力不足ですorz

 

サイバー犯罪特捜班に所属する刑事の加藤とIQ高めのスリ師・里中。

刑事だと知らずに加藤さんの財布をスッてしまった里中が、

加藤さんの一本背負いであっさり現行犯逮捕というオープニング。

”逃がして欲しくば俺に抱かれろ” 的なやつですか、この~(^^)

なんて思ってたんですけど全然違いました。

全然逆で、

”逃がして欲しくばサイバー犯罪特捜班の一員として働け” だった。

もちろん里中に拒否権はないです(^^;

 

刑事とスリ師。

ワクワクの設定じゃん♪と思ったんですが、

どうも比重は恋<仕事…。

でも仕事の合間合間になんかあるっしょ♪って思ったんですが、

残念…期待するようなエロはなかった…(T_T)

しかも次巻に続くみたいで、また良いところで終わってんだわ!

これはないぜ…と思ってしまいました(^^;

なのでちょっと消化不良。

 

そして、一番消化不良なのがストーリー展開でした。

わたしの理解力が全然ストーリーを追えなくて、

完全に出遅れの乗り遅れ。一生懸命走って追いかけるんですけど、

まったく追いつけなかった…(笑)

刑事の加藤さんが所属するのは、

サイバー犯罪を専門に捜査する特別機関みたいなところで、

犯罪の匂いがする組織におとり捜査官として潜入し調査するお仕事。

その捜査官に抜擢されたのが、

(偶然?必然?)スリの現行犯で捕まった、高IQを持つ里中。

ハイスペックな上に身軽な行動力と社交性。

潜入捜査官に適していると、加藤さん、クールにマジ褒め。

とくると、好きになっちゃうわな~てことで、

里中は加藤さんを好きになります。

指示を出す加藤さんの声をイヤホン越しに聞くだけで、

勃ってしまうぐらい好きになります。

このまま惚れた腫れたでイチャイチャしてくれたら

どんなによかったでしょうか(^^;

しかし、イチャイチャどころか出てくるのは難しい言葉ばかり。

ユーザビリティ」「アドミニストレーター」「ダークウェブ」

マルウェア」「バックドア」などなど…。

 

たぶんわかる方にはわかるんだと思います。

PCとかネット関連の言葉っぽい感じですよね。

しかしながら、わたくしには何一つとしてわかりませんでした(T_T)

最初はGoogle先生に聞いてたりしたんですけど、

だんだん、ストーリー自体もまったくつかめなくなってしまって、

途中で調べるのを諦めました(^^;

もう犯罪方面のストーリーは捨てようと。

里中と加藤さんの恋絡みだけを読んでいこうと。

そうしましたら、さっそくラブホの風呂場で2人、

チ〇コ握り合って抱き合ってるじゃないですか♪

よっしゃ!カモンカモン!と思ってたら「to be continued…」だと?!

待てーい!待て待てーい!

こちとら、チ〇コの先が読みたいんじゃーーい!!!

 

残念ながら次回に続くでした(^^;

続編出たらやっぱり先が気になるので買うと思いますが、

んん~ストーリーわかるようになってるかなぁ~。

理解度を深めておかないといけませんね。