生きる気なく、行く当てなく、夜の街を彷徨ううちに人の良さそうな
男・コウに拾われた青年トヒコ。お礼にとえっちなご奉仕をするも、
鳴けない(喘げない)事をコウに気付かれる。鳴けるように様々手を尽
くしてくれるコウに心が解けていくトヒコだが、”鳴く”ためのトレー
ニングは天井を知らず…。
今まで読んだ碗島子先生の中で、
一番エロいんじゃないでしょうか。
気持ちいいのに喘ぎ声を我慢するトヒコに、
あの手この手を使って鳴けるようにトレーニングするコウさん。
そのコウさんのあの手この手がとても執拗でエロかったです。
潮吹きもありましたし、
ローターとかエ〇マ〇ラの玩具もありましたし、
シリンジ使ってお尻にお湯&ローション責めもありました。
まったくもって、非常にエロくて良かったです(^^)
碗島子先生の、
作中にさらっとぶっこむブラックな笑いが大好きなんですが、
今作は少々控え目。若干闇のストーリー展開でした。
しかし安心して下さい。ハピエンです(^^)
大都会の街・東京で、
一人彷徨うトヒコに声をかけてきたコウさん。
好きなだけ家にいていいからね♪と言ってくれました。
優しくしてくれたお礼ということで、
最初はトヒコがコウさんのチ〇コをしゃぶるんですが、
いつの間にか ”きみを鳴かせてあげるからね!” と形勢逆転。
トヒコを喘がせるために、コウさん色々やっちゃいます。
とりあえずチ〇コしゃぶってお尻弄って、
イった先のさらなる先の絶頂へとトヒコを誘いますが、
潮吹きして痙攣するくらいチ〇ピクしてもトヒコは鳴けない。
ふむ。。。
ならばと、お次はシリンジでお湯&ローションをお尻に注入。
さらにはローターも挿入して ”こぼしちゃだめだよ” と指で栓。
ギリギリまで待って指を抜いたらば、
”ぶちゅぅぅ” とお漏らしをしてイっちゃったトヒコ。
”辛いの我慢したあとの解放感、気持ちいいだろ”
”声も我慢しないで鳴いたらいいんだ”
そう言って優しく抱きしめるコウさんに
トヒコはポツリポツリと話し始めました。
高校の時に好きな奴がいたこと。
そいつの友人の前でセッ〇スを強要されたこと。
”お前の喘ぎを聞くと萎える” と言われたから
声を我慢するようになったこと。
結局そいつには彼女がいて、自分はただの穴だったこと。
コウさんにすべてを打ち明けたことで
ようやく泣くことができたトヒコは、
今まで以上に優しく触れるコウさんによって、
めでたく我慢せずに鳴くことができました(^^)
全く知らない他人のトヒコを家に入れ、
食事もさせてお風呂も入れてセッ〇ス奉仕もして、
コウさんは本当に優しい人だな~(^^)
と思うでしょ、どっこいです。
あの手この手でトヒコに色々施しているコウさんなんですが、
実は目がまったく笑ってないんですよ…(^^;
怖いぐらいに目がスンってしてる。
コウさんにも闇の過去がありました。
ケンカばかりする両親にかまってもらえず、
汚部屋で砂糖を舐めて腹を満たした幼き頃。
「愛」を知らずに育ったコウさんは、
目も冷たいが心も冷たい人間になっていました。
何かを、誰かを愛する気持ちや
感情を知りたかったコウさんは、
街でたまたま見かけた弱そうな生き物・トヒコを飼うことにしました。
救ってやろうなんて考えたこともない。
全部自分の為。
ところが思いの外、トヒコが可愛かった。
自分とは違う生き物で、違う匂いで、違う温度で。
”コウさんは優しい…” と言って
笑ってくれるその笑顔が可愛くて…嬉しくて。
心があったかくなるのを感じたコウさんは、
”俺の心は死んでない。まだ人間だ”
トヒコのおかげでそう感じることができました。
2人とも無事過去を克服して、
めでたしめでたしと相成りました(^^)
うれしいことに、
最初から描き下ろしの最後までエロかったです。
濃い~エロでした♪
いつもは「笑>エロ」って感じの碗島子先生ですが、
今回は良いエロ、際立ってました(^^)
だけどブラックな笑いもちゃんとありまして、
両想いになってイチャイチャしてる時に、
あのほんわか可愛いトヒコが、
コウさんのごはんがクソ不味いやら、
歯ぎしりがひどいやら、
何味かわからん変な飲み物くれたりやら、
そういうクソダサいところを隠さないコウさんが好きだよ♪と、
まったくコウさん自身気づいてなかったことを、
ザクザク笑顔で切り裂くトヒコのブラックさと、
”俺、クソダサい…?” が心に引っ掛かったままのコウさんを
置き去りにしたままフェードアウトしてく感じが最高でした(笑)