しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『ロマンスには程遠い』(作者:アマミヤ)

ロマンスには程遠い  ロマンスには程遠い  ロマンスには程遠い

田舎の港町にある小さなIT会社「KAMOME」に、ある日、英国人
エリートSEのルイスが入社してくる。古株営業マン・新(あらた)が
面倒を見ることになるが、海外式スキンシップや、甘い見た目に反し
てストレートにものを言うルイスに面食らってばかり。そんなルイス
からの視線が気になっていた新だったが、痺れを切らしたルイスから
「オレのことまだ思い出せないの?」と言われて…!?

 

こんなことある!?というようなお話ですが、あるんですね~(^^)

超~イケメンハイスペックスパダリ高身長ジェントルマンが、

さびれた田舎の港町にある、

これまた冴えないIT会社に入社してくるなんてこと。

碧い瞳の英国紳士に女性社員の目はハートに輝き、

男性社員の目は「・」に…(^^;

 

彼の名はルイス。かなりしごできのエリートリーマン。

あなたなら引く手あまたでしょうに、

なんでこんな辺鄙なとこにやってきたの?とたずねたのは、

営業マンの新。

社畜は日本の文化だ” という自論を展開する残業男子。

そんな仕事人間の新に、

”ひどいなアラタ。オレは一目でわかったのに…”

”オレのことまだ思い出せない?”

と、悲しい瞳で見つめるルイス。

 

そして「牡蠣のキーホルダー」を取り出すルイスを見て、

新はハッ!!と気がつきました。

港町に唯一あるコンビニでバイトをしていた大学生の頃、

「牡蠣ガール」というアニメの舞台になったこの港町に、

空前の聖地巡礼ブームが巻き起こり、

生涯ヒマだと思っていた町が、コンビニが、

途端にクッソ!忙しくなったあの頃。

新は終始一貫して完全なる塩対応を貫いていましたが、

たった一人で海外から訪れていた可憐な美少女に一目惚れ。

完全なる下心オンリーで聖地巡礼にお付き合い♪

ついでに日本の文化なんかも教えたりしながら、

一日の最後にガチャをして、

牡蠣ガールのキーホルダーをその子にプレゼントしたっけ。

去り際に、彼女は英語で何かを言い、

新にキッスをしたのでした。キャ♪ヾ(≧▽≦)ノ

 

何もかもを思い出した新。

今の今まで女性だと思っていたあの子が、実はルイスだったー!

わーー!オレの初恋&初チューーー!(笑)

頭を抱える新に、

”また会えて嬉しいよアラタ♪” と熱いハグをするルイスなのでした(^^)

 

それ以降は、

ちょっとずつ距離を縮めていく2人が描かれています。

ちょいちょい出て来る腐女子社員の小松さんが良いキャラで

ちょこちょこ2人の様子をうかがうところがかわいかった(^^)

あぶなげないストーリーで、終始ほわほわ気分で読めました。

エロは後半に少しで、

修正もあるからですが、チ〇コ?指?尻?

何がどうなってんのか状態がよくわからないエロでした(^^;

雰囲気で楽しむ、イメトレならぬ「イメエロ」って感じです。

 

最後、小松腐女子に、

”アラタをGetしたよ!”と言わんばかりの

サムズアップを見せるルイスで締めくくられているのが

たいそうキュートでよかったです♪(^ω^)

 

「外国人or外国の血が入っているメインキャラBL祭り!」

今回は全4作品でお祭り閉幕です。

この頃は外人キャラBLにハマっていたのでしょうか?

日本人×外国人BLばっかだなと書きながら気がつき、

お祭り気分に火がつきました(^^)

やっぱり漫画の世界でも、

外国人は日本人よりもかなりオープンでフレンドリーで、

グイグイのイケイケでノリもポップなので、

読み心地軽やかでした。

きっとムスコさんもさぞデカいのだろ~ムフフ♪と、

わたしの変態仮面が行ったり来たりしておりました(^^;

 

 

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