バレー部の春山(はるやま)と、卓球部のエース・田辺(たなべ)は幼なじみ。
田辺の才能が開花するにつれ二人の距離はひろがり、
今では互いに素知らぬ顔で過ごしている。
感情を吐露できないままの学生時代を経て、
社会人となった二人は再会するが…!? ひりつく恋の痛みを描く。
うーん……なんか、なんか、物足りん…(-"-)
全部のお話が、スーっと頭の上をすり抜けて、通り過ぎていきました。
短編集だからかな?
『知らない顔』『見えない顔』『消えない顔』『初恋のひと』『二度目の恋』
『運命のひと』『運命の恋人』『灰色の海』と、短編てんこ盛りです。
『知らない顔』『見えない顔』『消えない顔』が連作で、
メインディッシュ的位置づけ。
春山と田辺、幼なじみ同士の高校~社会人を経た恋。
小さい時から春山の後ろを追いかけていた田辺。
卓球も春山が始めたから、その後を追って一緒にやり始めた。
だけど、段々と田辺の方が卓球の実力をつけ始め、
嫉妬にも似た感情を抱いた春山は卓球を辞め、次第に田辺とも距離を置くようになる。
お互いに無視を決め込むけど、部室で抜きあいはしちゃう(^^;
社会人になって再会する2人。
ギクシャクしながらもホテルで抜きあいはしちゃう(^^;
高校の頃も社会人になった今も、
田辺に置いて行かれたような気持ちを抱いて、一人拗ねちゃってた春山は、
田辺が今でも、少しもブレずに自分のことを想っていることに気づいて、
ようやく素直になる。
で、抜きあいの続きしようぜってことになって、何年越しかで2人結ばれました。
その他の短編もおもしろかったですが、あまり心に残らない感じ。
ふむ、消化不良感が否めませぬ…(-"-)
次いこう!次!