しろくまBL部

腐女子のBL覚書

『やたもも1』(作者:はらだ)

   

生活能力ゼロ、究極ビッチでクズでろくでなしモモ。
オカン系男子で面倒見のいい純朴青年、八田(やた)ちゃん。
公衆トイレでの”事後処理”中という最低最悪の出会いから、
八田ちゃんの人の良さにつけこんで、家に転がり込むことになったモモ。
彼と過ごすうちに、ろくでなしなモモに少しずつ変化が。そんな矢先、
モモの過去のパトロンが現れて…。

 

またまたすごいはらだワールド炸裂です。

クズいしゲスいし痛いし絶倫だし変態だし、

フ〇ラだしムリヤリだし超~~エロいし。

ほんでもってアホでかわいい(^^)

1巻読んでヘトヘトなのに、なんと全3巻です!(^^;

一気読みするにはHPの消費が甚だしいので、

1冊ずつ間を置いてのゆっくり読み推奨です。

 

ビッチでヒモ気質のモモと世話焼きでオカン気質の八田ちゃん。

ある日の公衆便所で2人は出会います。

賭けマージャンに負けて男3人にハメられたモモは、

公衆便所でその事後処理をしていました。

そこに用を足しに来た八田ちゃんと出くわします。

”ケツとチ〇コ丸出しのくそやべぇ変態がおる…” と、

速攻退散しようとした八田ちゃんにモモは言いました。

”しゃぶったげるから今晩泊めて♪” と。

軽々しくそんなことを言うモモに、

まるでオカンのようにクドクドお説教をした八田ちゃんは、

”どうしようもなく困ったら俺んとこ来い” と言いました。

 

昨日の今日でさっそく八田ちゃん家にやって来たモモ。

ソファの上でニャンコのように小さく丸まりながら

スースー寝息を立てて眠るモモを見て、

”かわいい…” とぽつりつぶやく八田ちゃん。

その言葉を聞き逃さなかったモモはその夜、

眠る八田ちゃんのベッドにもぐりこんで、

八田ちゃんのチ〇コをペロペロキャンディ。

”何でもするからしばらく住まわせて” とお願いします。

これが、

八田ちゃんの絶倫スイッチをONにしてしまいました。

ビッチのモモでさえ ”ヤり殺される…” と悲鳴を上げるほど、

巨根で遅漏で噛み癖のある八田ちゃんセッ〇ス地獄(≧◇≦)

身体中、嚙み痕だらけの汁まみれで、

ベッドから起き上がれないほどに抱き潰されたモモでありました(^^;

しかし、面倒見のいい八田ちゃんの傍は意外にも居心地が良く、

すっかり住みついてしまったモモなのです。

 

その後、モモの過去パトロンさん(男)が出てきて、

八田ちゃんと楽しそうに過ごすモモを見て、

もわもわ膨らむ嫉妬心。からの、モモを拉致監禁

ベランダに縛り付けて犯します。

かなりデンジャラスなシーンで、

ガンガンにチ〇コ突っ込めば突っ込むほど、

その勢いでモモの体が浮いて、

ベランダからズリ落ちそうになるんです。

”落ちるからやめて!” と言いながらも

勃起しているモモのチ〇コを見て、

さらに興奮する変態パトロン須田さん。スゴイいシーンでした。

 

結局すぐに解放されて、

モモは八田ちゃんの元に帰るんですが、

すごいヒドいことされたのにモモはあっけらかんと笑うんです。

こんな風に軽くヤり捨てられるのが俺の人生よ♪、的な。

それに涙を流しながら怒る八田ちゃん。

”もっと俺を頼ってくれよ” と、

”嫌だったとか辛かったとか何でも俺に言ってくれよっ” て。

八田ちゃんめっちゃイイ奴です(T^T)

 

自分を想って涙してくれる八田ちゃんのことを

モモも ”好きだ!好きすぎる!”

”八田ちゃん好きだーーー!” と激しく自覚します。

自覚した途端 ”はっず…恥ずかしすぎる…” と顔を赤らめながら、

”いつか言う、いつか面と向かって好きっていうから…” と言って、

もそもそとベッドにもぐりこみ、

眠る八田ちゃんの背中をぎゅーーと抱きしめるのでした(^ω^)

 

ここまでが1巻のお話。

2巻以降は、

モモがなぜこういうヒモ的なのらりくらり人間になったのかが

明らかになっていきます。

キーマンであるモモのお母さんも出てきます。

さらに新キャラで、

八田ちゃんとモモの喘ぎ声に悩まされる隣人の栗田くんも登場。

変態パトロン須田さんとモモとの出会いも描かれております。

この濃さが薄まることはまずないので、

1巻以上にアグレッシブなはらだ節が

次巻以降も心に刺さりまくること間違いなしです!