蒼衣(あおい)は、幼馴染の諒太(りょうた)とルームシェアを始める。
かっこよくてモテる諒太を自慢に思っている蒼衣と、「アオと一緒
ならなんでもいい」と真顔で言ってしまうほど蒼衣中心な諒太。
これから先も、ずっとこんな関係が続くと思っていた。しかし、
ある日寝落ちした蒼衣が目覚めると、諒太が自分にキスしようと
していて・・・!? 突然のことに戸惑う蒼衣だが、触れた諒太の熱
が忘れられず…。
好きなジャンルのBLなのに、
なんでこれはハマらないんだろう…?と、
読んでイマイチだったなぁ…と思うBLに、
毎回理由を探したりしています。
まぁ~スバリ、
”好みじゃない”ってことなんですけども…(^^;
お久しぶりの百瀬あん先生。
2巻・3巻・番外編とシリーズ化されている今作。
評価もすこぶる高い作品なので楽しみに読みました。
単刀直入に言うと ”好みじゃない” でした(^^;
なぜだ!?おもしろいはずだ!と何回か読み返したんですが、
ん~続きはたぶん買わないなという結果に…orz
以前書きました、
鈴丸みんた先生の『かんしゃく玉のラブソング』。
これと同じ感想を思ってしまいました。
百瀬あん先生ですので作品はとっても可愛い!
けど…、幼馴染2人の距離が近すぎて、
幼馴染→好き→恋愛→恋人→チ〇コ弄る→キス→H。
わぁーーー!なんか近親感?が漂いまくって、
全然気持ちが入ってかなかったです…(>_<)
家が隣、部屋も隣、同じ公園で毎日遊び、
同じ幼稚園に同じバス、部活も受験も、
何をするにもずっとずっと一緒だった蒼衣と諒太。
大学生になって、
ルームシェアするようになった2人なんですが、
諒太がね、蒼衣にずーーーーっと恋してるんです。
キスもHもしたい「好き」を抱えてずっと隣にいるんです。
もちろん蒼衣はそんな諒太の気持ちには気づいておりません。
これも幼馴染BLの定番ですね(^^)
ある日、
オ〇ニーしながら寝てしまった蒼衣のあられもない姿を
目の当たりにした諒太は我慢の限界に達し、
蒼衣に気持ちをぶつけてしまいました。
無防備すぎる蒼衣のオ〇ニー姿が、
丸ぁるい花火玉を抱えていた諒太の心の導火線に
火を点けてしまったんですね~。
もう後は ”ドドーーーン!” です(笑)
グイグイの諒太に戸惑う蒼衣。
不意に諒太が距離を置くと不安になっちゃって、
他の人と仲良くすると嫉妬しちゃって、
俺も諒太が好きなのか?と自問自答し始める。
幼馴染BLの定番ですね(^^)
結果、
幼馴染からの両想いでハピエン、イヤッホイ♪です(^^)
やっぱり距離感でしょうか?
あまりにも近すぎるからダメなのか?
しかし、幼馴染BLの醍醐味って、
”近距離でモダモダで胸キュン” ってのじゃないのか?とも思ったり。
他の作品を引き合いに出すのもアレですが、
同じ幼馴染モノでも苑生先生の『兎の森』は、
めちゃくちゃ好きなんですよね。
この幼馴染の2人もずっと近くて、
志井が環にずーっと片想いしてる構図なんですが、
これはもっとくれ!って思うほど、
2人のイチャイチャを熱望してしまう(^^;
こっちは欲しがりさんになるのに、今作のは欲しがらない…。
同じ幼馴染BLなのに、これ如何に…?(-"-)
まぁ~ ”好みの問題” か(^^;
深く考えるべからずですね。
好きか嫌いかでいいのだ!
俺か俺以外かでいいのだ!
最近、ローランドさんのこの言葉、
「俺か、俺以外か」ってのに感化されてまして、
ちょこちょこ頻繁に引用させていただいています(^^;
”世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺以外か”
この、スパっ!とした言い切り文句が素敵だなと(^^)
なんでも曖昧にして、
誰からも嫌われないように振る舞おうとするわたしに
「喝」を入れてくれる言葉でございます。
だから今回の『幼馴染じゃ我慢できない』は!…、
大好きじゃないけど、嫌いじゃないです…(^^;
続き買わないと言ったけど、もしか買うかも~。
だって可愛いから(笑)
こうやってね、
教訓にしつつも心に留めないっていうスタンスで
これからもやってこうと思います(^^)